アメリカに来たら何とかなると思っていました。今日の言葉#6

結婚して渡米してから11年、
40歳になる時に考えたメモを読み返した。

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アメリカに来たら何とかなると思っていた。
結婚したら、それなりに満足できる生活ができると考えていた。
でも今思えばとても甘かったと思う。

主体的でない渡米は、幾十もの苦難が待っていた。
英語、自分の方向性、孤独、夫婦関係、家族計画、色々な意味で人生に振り回され、その度に決断をしながらここまで来た。
でも継続的に経験を増やせたことは何一つないような気がしている。
全て点在的な経験。

このアメリカで過ごした11年間、自分自身が向かいたい大きな指針や軸が無く、モチベーションもどう上げていいのかわからなかった。

今月40になる。
写真など、あちこちで自分の人生を見返してみて、私は30代何をしていたんだろうと言う気になる。そして見た目も老いてしまった。

でも、だからこそ今ここで立て直したい。(続く)
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40歳から更に一年経った今振り返ると、
30代の頃は、自分なりにその環境でできることを模索し、
大学や地域で開催されているESLで英語を学んだり、
ボランティアで日本語を教えてみたり、
大学院に入学してみたり、就職活動をしたり、
その時その時できることをしていたつもり。
それは点での経験だったけれど、一つ一つが
今の自分を作っていると信じている。
それでも、継続してきたことがないことに悩み、
周りで何年も継続して同じ企業、もしくは転職しながらも
キャリアを続けている友人を見て、
自分は何もしてこなかったのでは、、と悲観してしまうことがある。

今日の言葉#6

気が付いた時がスタートポイント。
その時から継続する何かを始めればいい。
点と点はいつか繋がって線になる。

hana


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