ASKAと槇原敬之について

〜比べようもないことを比べてみるとか〜

〜というか誰か専門家の人、比較して泣〜

私の青春時代の3大アーティストといえば、ドリカム・チャゲアス・マッキーでした。同じ人いらっしゃいますか?残念なことに、この3グループ?は皆さん覚醒剤使用で逮捕されていますが、歌に罪はないと思っている派です。

その中でも、ASKAと槇原敬之は、私にとって、とても影響があった人達です。年齢は違えど(多分ASKAと槇原敬之は11歳くらい違うはず)多分92年くらいに音楽祭とかで一緒になっていると思うんですけどね。彼らは一体どんな風にお互いを感じたんでしょうか。知りたい。とても知りたい。彼らが重なっている時を見たことがない。なぜだ。HEY!HEY!HEY!はお互いに出てるのにね。

私事ながら、ASKAは永遠の心の恋人だとしたら、槇原敬之はなんだろう、例えができない。。音楽的にはどちらかと言えばチャゲアスの方が深く聞いていたんだけど。でも最近は槇原敬之オンリーだ。この違い、なんなのか自分でもわからない。年齢?今更?けれど、去年、槇原敬之が逮捕されてから思い出して聞き始めたことは間違いない。(申し訳ないけど公判も見に行った)

例えもできなければ、比べることができないなんて、この記事の意味がないので、彼らのコンサートムービーの違いでも話しましょう。

おそらくASKAは「どうだ、カッコいいだろう」みたいな「余裕を持ったかっこよさ」があるけれど、槇原敬之のコンサートは優しさと遊びに溢れている。「どうぞ聞いていってくださいね」みたいな「余裕を持ったエンターテインメント」がある。(比較はチャゲアスconcert tour2007doubleと槇原敬之Time traveling tour2018、ASKAと槇原敬之の年齢は一緒だろう)どちらかといえば涙を流しながら聞いたのは槇原敬之の方だ。

音楽性はどうだろうか。誰か、真面目に専門家の人、比べて記事にしてほしい。。ど素人の私じゃ全然わかりません!けれど、昔からASKAの歌詞は難しいと言われていて、一瞬で判断できない。深く深く、こういうことかな?みたいな感じで噛み砕いていって、理解できた(と自分で思った時)ASKAとハイタッチしたくなるような感じだ。比べて槇原敬之は、聴いていてスッと入ってくる歌詞なので共感がしやすいし、思い出しやすい。こういうタイミングだよね、みたいな。どちらも日常に転がっていることを歌詞にしているんだけど、思い浮かべやすいのは槇原敬之の方だ。まさに一緒に遊園地にでも行っちゃったとか、日曜の電車に揺られて乗っているかのように。

メロディは比べられない。それはチャゲアスの方をたくさん聴いてきてしまったので、耳馴染みはチャゲアスの方がある。けれど、槇原敬之も耳馴染みが大変良い。大変良いのに、カラオケで歌うと大変難しい。え、あんなに聞き慣れていたのにカラオケで歌えないなんて!と愕然とするのだ。槇原敬之の歌は歌いづらい。難しい。それをあんな簡単そうに歌うなんて凄すぎる。(プロだから当たり前?)ASKAも日本三大歌が上手い人に入っているけれど、そこまで難しくはないと思う。(もちろん肺活量とか真似できないけれどね)まずもって、槇原敬之の「まばたきの間の永遠」を歌ってみるがいい。一発目から音を外す人多数ですよ。

で、心の永遠の恋人はASKAのはずだったんだけど、ここ1年で鞍替えしまして、槇原敬之が気になって、気になって仕方ない。うちのパートナーが槇原敬之と同じ生年月日だからというのも昔聞いたはずなのに、再度びっくりした次第で、もう、隣にいる人がマッキーにしか見えない。大好きなアーティストと同じ生年月日の人が隣にいるわけですから、性格はこうなのかな、やっぱり金銭感覚なんかもこんな感じなのかなとかなるわけで。(けれど今パートナーとはうまく行っているとは言い難い)ちなみにパートナーは槇原敬之と同じ生年月日ということを誇りにも思っていないようだ。なんともったいない。。自分と槇原敬之は違う!という。(当たり前)でも、そう見ちゃうじゃん。

とにかく槇原敬之はすごい。コンサートムービー、やっと手に入れて運良くBlu-rayで見ることができているので、コンサートの舞台になんで絨毯が敷いてあるんだろうとか、面白い服着ているなとか、指輪とかまで全部丸わかりなもんで、歌の優しさ、M Cの優しさも相まって最初見た時涙が止まらなかった。どうしたらいいの、この感情の行き場がないよ。だって、コロナでコンサートもできないし、執行猶予中だから尚更自粛してるし、Yahooコメントには犯罪者とか書かれてるし、もちろんファンの落胆した気持ちはわかるけれど、それはひどいよ。歌に罪はないのだ。ていうか、普通に普通の人が薬やっていたってこんなすごい曲作れないって。ていうか、カラオケで歌ってみて。本当に簡単そうで難しいから。

とにかく聴いてほしいアルバムは、「君は僕の宝物」「self portrait」「pharmacy」の3アルバムです。文句を言う人がいるなら、これを聴いてから文句をいってほしい。(1回目に逮捕される前に作られたアルバム派の私)ハングリースパイダーまでが一番好きです。

わかった。ASKAも槇原敬之もどっちも大好きだけど、比べることなんてできないんだ。どっちも素晴らしい。どっちもすごい人。日本を代表するアーティストであり、覚醒剤で捕まってしまった人。どうか、この国で違法薬物がなくなりますように。違法薬物を使ってしまった人を責めないように。責めるより治療が必要です。そして、私たちが使ったお金が違法薬物に流れませんように。切に願います。

どうかサポートよろしくお願いします。サポートしていただいた費用は、現在日本で双極性障害で悩んでいる方々をサポートされている協会に募金させて戴きます。つらいことも多い障害ですが、理解者が一人増えるだけで自死する人は減っていきます。死んでいい人なんていません。理解だけでも感謝です。