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#01 「地域創生youth」若者の力で地域創生に立ち向かうインターンシップ(バリューマネジメント株式会社主催)を開催してみた

ご無沙汰しております、田です。
いつもメンバーにnoteの投稿してね!って言っている立場なのに投稿出来ておりませんでした。

メンバーのみんな、いつも熱い想いをnoteに綴ってくれてありがとう。

今更ながら「地域創生youth」立ち上げの経緯から今後の展望についてつらつらと書いていきます。
(2022年5月18日現在の思考を含みます。)

そもそも「地域創生youth」とは

「地域創生」への強い課題意識を持った「youth=若者」を集めバリューマネジメント株式会社が開催する長期インターンシップです。

弊社をご存知でない皆さんはこちらからご確認いただけます。
https://vmc.co.jp/

弊社は歴史的保存地区の利活用を目的に、様々な事業を展開している会社です(例:ウエディング、レストラン、ホテル、PARTY&MICE, コンサルティング事業等)。

その事業部の中でもマーケティング部が主催するインターンシップとなっており「クリエイティブ で地域を変えろ」を理念に進めていく完全実践型プロジェクトです。

今では2期生が活動を進めていますが、どのような経緯で立ち上がったのかを次の項目でお伝えします。


地域創生youth が誕生した経緯と歴史

2021年5月中旬:誕生

佐原商家町ホテルNIPPONIA


このインターンシップが生まれたのが2021年5月中旬。

それは弊社他力野社長の一つの想いからプロジェクトが生まれた。

印象的な言葉は今でも心にある。

「おじさんが、旗ふってもしょうがない。
若手3人で旗ふって成果出そう、仕事は年齢関係ない。
世の中に価値があるかないか、何が価値あるかの定義が重要。
そこから、ゴールを決めて逆算するだけ。
世の中が変わるという大前提で、決めてアクション。
全てできる前提で行え。」

少子高齢化が進む日本、今の若者が日本の未来を作るとは言ったものだが
この言葉の元にプロジェクトは立ち上がった。


2021年7月:募集開始
募集ホームページが立ち上がり本格的に募集、選考がはじまる。

https://vmc.co.jp/recruit/lp/digitalmarketing/


1期では沢山の応募を頂き総エントリー数80名以上。

様々な想いを持って全国47都道府県から応募を頂いた。

エントリーした学生の強みはWEBサイトの構築が出来る、SNSの運用に長けている、マーケティングの知識はないけど地域創生への熱い思いがある等。

80名以上全員と面接を行い、一人ひとりに向き合い全力選考。

毎日面接の日々だった。

僕達は人材開発部ではない、人事的な経験が無いながらも学生が何を期待し、何を生かしたくて応募を頂いたかに耳を傾けた。

過ごしてきた、学んできたことも多種多様で面接をしていく中で面接官共々沢山の刺激を受け取った。

80人のメンバーから12人のメンバーを選出。

悩みに悩みに悩み抜いた。

2021年9月~11月:活動開始から終結まで(1期)
ゼロからプロジェクトが生まれる。


デジタルマーケティングを推進する3つのプロジェクト


最初のメッセージは
「1期が基盤を作る、まだいろいろ整っていないがみんなでこのプロジェクトの形を作り上げていこう」だった。

3つのプロジェクトに分かれ遂に始まったプロジェクト。

12名が3チームに分かれ、各4名体制でプロジェクトに配置。

WEBサイト、Youtube、HISTRIP(自社メディア)運用のチームに分かれ
進めていく。

分からないことが分からない、そんなメンバーも中にはいただろう。

結果としてはInstagramの運用をメンバーの力で伸ばすことに成功。
(3ヶ月で1万人増の驚異的な成果に繋がる)

即席のチームでこの成果に繋がるのは正直期待以上だった。

新しくサイトを立ち上げ集客の基盤となるサイトの立ち上げをゼロから行ったチームもいる。

会社としては利益を生まなければならないので、時には厳しい意見も投げた。

そんな中、メンバーも必死に食らいついてくれた。

中間報告会( プレゼンテーション)を各チームからする機会があるのだが
その時もプロジェクトを自分の事業の如く語り、アクションを共有するその
姿は活動開始の時には想像出来なかった景色だった。

表彰式が終わり、勝手ながら運営陣から1位〜3位と順位を付けさせてもらった。

成果云々よりもそのプロセスでどんな働きをかけたのか、弊社らしい評価基準で伝えた。

1人のスーパーマンはいらない、如何に周りを巻き込んで進めていけるかそこに拘る弊社のバリューはここにも表現される。

1期のメンバーには今でもその経験を誇りに持ってくれていることを願う。

余談だが「地域創生youth」という命名は表彰式前に学生から30程の候補を頂いた後決定した。

3ヶ月間はあっという間だが息を付く間も無く2期が開始。

1期のプロジェクトを運営陣で振り返り、2期開催も決定したのだ。

まさに大人の青春、学生と3ヶ月間青春をするプロジェクトがまた始まることにメンバーはワクワクとドキドキの想いだった。

2022年2月:地域創生youth 2期の募集が始まる

前回と異なり募集期間が1ヶ月ないという短い募集期間の中、2期生の募集は始まった。

こんなに急ピッチなインターンの採用活動は稀だろう。

Twitterで「地域創生youth/ バリューマネジメント株式会社」というアカウントを作ってみた。

Twitterの拡散力に想いを込めて発信を始めた。

当時の募集Tweet

50人の学生からいいねのリアクションがあり、Tweetを見つけた学生がRTで他の学生に拡散するいい流れが生まれた。

開始12時間で1名の応募があった。

「将来は地域おこし協力隊に参加したいビジョンがあり、SNSの運用は自身で行なっており実践的に学びたいと思っている」

ビンゴ!

この瞬間にビビッときた。

届くべきメンバーに届けるべき形でしっかり届いている。

その感触をもとに発信を進め、1ヶ月満たない中で必死にメンバーをかき集めた。

総数は30名。

前回より母数は少ないが熱い想いを持ったメンバーだということは応募内容からひしひしと伝わってきた。

前回より母数は少ない筈だったが前回以上に選考が苦しかった。

学生も本気で自分をプレゼンしてきた。

離島留学をしていた/ ビジネスモデルに共感している/ 将来は企業したい

既に団体に所属しているメンバーが多く、コミュニティを作っていきたい「地域創生youth」の方針にもぴったりな熱いメンバーだった。

結果、12名を選出。

大人の青春が始まる。

2022年3月:地域創生youth 2期の活動開始からこれまで

開幕
12名との物語がまた始まった。

初回オリエンテーション

緊張感が毎回走るこの初回のオリエンテーションだが、今回は前回と雰囲気が異なっていた。

Zoomのチャットでメンバー同士のコメントが飛び交ったのだ。

全員で作り上げていくというメッセージを伝えずとも、その価値観を持ったメンバーが行動をしてくれた。

この初回で「地域創生youth」を関わった全員が成長できる場として作り上げていきたいと心の中で誓った。

全員が "受け取る"だけではなく"渡す"の想いが強いからこそメンバーと共に歩んでいきたい、想像以上の景色が見たいと思ったのだ。

バリューマネジメントよりもバリューマネジメントらしい空間、時間だった。

中でも弊社マーケティン部ゼネラルマネージャーの笠部長が言った
「社会人1年目と大学生は大差ない」

この言葉はみんなの胸に刺さったこと間違いない。

スタートアアッププレゼンテーションが4/12に開催

HISTRIPチームは桜の背景で参戦

まだ右も左もわからない中、メンバーらしくお互いを支え合いプレゼンに挑んだ。

直前キャンセルなどが理由で一人でプレゼンをやり切ったメンバーもいた。

本当に全力でプロジェクトの方向性を語ってくれた。

この写真からも全員の優しさや人間性が伝わってくる。

背景が赤と白のロゴなのは弊社社員なのだが、部署のみんなも駆けつけてみんなの勇姿を見届けた。

事前に告知をしていたが多くの社員に見守られながら全員が全力を出し切った。

チャットの中でお互いに連携できる部分や、関わりを作ろうとするメンバーもいた。

2期生らしい場の作り方で実のある充実した1時間となった。

部署内でも浸透しつつある「地域創生youth」プロジェクトだが実際にこの機会でメンバーが何をやっているか理解した社員がほとんどであっただろう。

こんな言葉を頂いている(以下抜粋)
・こんなに熱い想いを持つメンバーがいるコミュニティが羨ましく刺激を受けた!
・各所で連携をしたい!
・即席のチームでこの短期間で連携して行えるチーム作り学びたい!

期待以上の熱量に社員が圧倒され沢山のポジティブなメッセージを自分宛にいただいた。

この熱量をいかに全員が日々の業務にぶつけれるか、戦いが本格的に始まった。

地域創生youthの未来

このプロジェクトはまだ始まったばかり。

1期の内容と2期の内容が異なるようにメンバーが作り上げていくプロジェクトであることは揺らがない。

その前提で「地域創生youth」の今後のあり方はあくまで今考えているイメージを伝えたい。

地域創生youthはどんなプロジェクトか

1.心理的安全性の高いコミュニティを作る

心理的安全性とは「組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態」を指す。
メンバーがプレゼンという緊張が渦巻いた空間でチャットで声をかけるのも心理的安全性を高める行動の一つ。
プロジェクトといえば、参加者が明確でゴールに向かって進めていくイメージだが、地域創生youthは閉鎖的な活動にはしたくない。
12名集まるメリットは、12名のアイディアやスキルに日々の業務の中で触れることが出来る「環境」にある。
メンバーの中には、自分には持っていないスキルを持っているメンバーがいるかもしれない。
それを知るにはメンバー自身が、日々何をしているか、何を得たいかを発信する過程が必要だと感じる。
その手段が1on1や、SNSでの投稿など様々であると思うが。
なんでも伝えれる、聞けるそんな「心理的の安全性」の高いコミュニティを共に作り上げていこう。

2.地域創生youthの今後のあり方

地域創生youthとの関わり方は人それぞれ。
一つ言えることはメンバーが「どう関わっていきたい?」の答えによって今までにない道が開くことも多いにある。

今思い付くのは2つ
・3期に何らかの形で関わる
・地域創生youth NEXTに参加する

地域創生youth3期は
開催を予定しているがまだプロジェクト内容が決まっていない。
プレイヤーとして再度飛び込むのか、それともメンター的なポジションでコミュニティを作っていく方に貢献をしていくか。
これは希望と適性もあると思うのでバランスを考えて決めていく。
2期全力で取り組んだメンバーならば3期に渡せる物は間違いなくある。

地域創生youth NEXTは
地域創生youthの4つのプロジェクトとは別に短期のプロジェクトや中期のプロジェクトが走るような設計。
実際にもう活動は実績があり、弊社施設の佐原商家町ホテルNIPPONIAでの就業もNEXTの一部である。
メンバーが出来ることと、会社のこれがしたいが噛み合えば幅広い業務に触れる機会もある。

(あくまで現時点での想像、メンバーからのアイディアも募集)


今期のメンバーを主軸にこのプロジェクトを今後どう作っていくか
共に作り上げていきたい。

ずっと思っていたことを吐き出した。

次回は2期が終わった後に書く予定。

今後も「地域創生youth」に乞うご期待。

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