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舞台「千と千尋の神隠し」(主に華優希さん)

昨年の御園座に続き、梅田芸術劇場にて
舞台「千と千尋の神隠し」を観劇しました。

大好きな華ちゃん(華優希さん)と
ジブリの中でも特に好きな作品を観るためです。

昨年御園座では、
千尋役  上白石萌音さん
湯婆婆役 夏木マリさん
リン役  華優希さん

上白石さんの小学生にしか見えない姿と
台詞回しに衝撃を覚え、
映画のそのままの夏木マリさんに感動し、
何より華ちゃんの千尋母とリン役の違いに
さすが演技派の華優希をお見舞いされ
名古屋から興奮と朦朧とした観劇でした。

さて、今年も無事チケットが取れました。

観劇日のキャスト

千尋役 川栄李奈さん
演技の上手い川栄さんの千尋ってどんなだろう?
幕開きから期待を胸に抱いていると
もう千尋やん?
声色が映画の千尋そのまま。
立ち姿も小学生にしか見えない。
え?2児の母だよね?
体幹がしっかりしていて、動き回ったり
立ち上がったりが操られている感じそのもの。

1番好きなところは、おにぎり食べるシーン
ちょうど目にライトを入れて涙ボロボロ流す
川栄さんに恐れおののきました。


湯婆婆/銭婆 春風ひとみさん
夏木マリさんの湯婆婆以外
受け入れられるだろうか私?
という不安なんて一言台詞を放った瞬間
消え去りました。
いやもう湯婆婆やん。

宝塚を見始めた少し前に退団されていて
生では拝見したことがないのですが
母が大地真央さんのビデオをよく観ていたので
春風ひとみさんはよく覚えています。
余談ですが仁科有里さんと似てるなという
印象でした。

夏木マリさんの湯婆婆と
春風ひとみさんの湯婆婆が合致するなんて
思いもしなかったので嬉しい誤算でした。
特に銭婆の温かさがすとんと心に入り
とても好きです。
札幌の配信は春風さんではないのですね。
もう1度拝見したかったです、残念。

リン/千尋母 華優希さん
そしてそして我らが華ちゃん
1年ぶりの千尋母とリンが
さらなる進化を遂げていて感激しました。

千尋のお母さん優しさより冷たいな怖いな
という昨年の印象から
今年はクールな中にも優しい要素が増え、
豚になる前は狂気度も増し、
よりキャラクター性を感じるお母さん。

そしてリン
これはもう映画のリンと
声の張り、キャラクターと合致しすぎでは。

姉御肌で千を導き
暖かな眼差しと愛で包まれて
千には心強いだろうなと感じる
リン姉さんでした。

私たちから見ると
華ちゃんて天才肌の憑依型役者だと思うけど、
いつも悩んで悩んで悩んで
いっぱい迷って作り込んでいき
舞台に持ってきたら正解を叩き出す役者さん
なようです。

あんなに見た目が可愛くて女の子らしいのに
役に入ると男勝りだったり溌剌としてたり
華優希の持ち味とは異なり、
華優希を消して役そのものになる役者さん。

やっぱり華ちゃんが好きだなという気持ちは
この先も変わらない
と今回の作品でも強く思いました。

華ちゃんを好きになったきっかけは
またいつか書けたらなと思います。

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