写真を仕事にしようと思った日

ご覧いただきありがとうございます。

本日は、写真を仕事にしようと思った日について書いていこうと思います。

1番最初になんとなく将来写真に関わる仕事がしたいと思ったのは16歳の時でした。

友達と朝まで公園にたまっては、わいわいしゃべって徹夜で学校にいくような日々を過ごす中で、中学の同級生を亡くす経験をしました。

小学校で、祖父母を亡くしていましたが、入院先でなくなっているのもあってか、なんとなくまだ入院でもしてるんじゃないか、どことなく繋がりみたいなものがある感覚でしたが、友人の死は思ってた以上に衝撃でした。

同じ部活でふざけあってたやつがもういないという感覚が当時はよくわからず、ただ残っていたのはそいつが写った1枚の写真。

なんともない学生時代の瞬間を撮ったものでしたが

その写真を見ながら友人達と泣いたのをいまだに覚えています。

遺影と同じ笑顔で笑っている友人の写真が妙に脳裏に焼き付いて離れなくなり

この日から、何をどう撮ったらいいのかわからなくなりました。

16歳で味わったあの感覚に、今も名前をつけることはできませんが

この感覚が残ったまま18歳になり進路選択をする日

僕は「写真で仕事をしたい」そう強く思っている自分がいたのです。

小学校から思っていたワクワクでもなく

自分の人生をかけてもいい生き方を「写真」に託した瞬間でした。