あめのよる

元HSC、現在はコントロール可能なHSP。陰も陽もひっくるめて、全部が私。全部があなた。

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最近の記事

30歳からの婚活と仕事と、強くなりたい私の心

まもなく35歳になる。 子供や家族を欲していた私は、20代から結婚に向けて動いてきた(つもりだった)。20代までは合コンがあれば行ったしパーティにも行った。気づけば周りが既婚者になっていて、誘える友達や誘われる機会は激減した。 29歳の時、結婚しかけた。出会って2ヶ月の人と、結婚を前提に同居した。東京で仕事をしていた私は、プロポーズされて、会社を辞めた。そして関西へ引っ越したのだった。 相手をきちんと見ていなかった。29歳の焦りというものが、どこかにあったように思う。

    • PMSは30代から悪化する(後編)

      私、PMDDでした。 悪化の一途を辿るPMSの症状をどうにかしたくて、色々と調べてみたところ、PMDDなる言葉を知ったのは2ヶ月前のこと。 前編でもご紹介したように、PMSの症状緩和に向けて試せるものは、30歳頃から試してきた。ピルは飲めない体質のため、命の母ホワイトと、生理前の整腸剤、ペアA錠。これらは身体症状に効果があった。でも精神症状の悪化がひどい。仕事中に、上司に強めに言い返してしまったり(汗)Web会議中に声を荒げてしまったり(汗汗)。 これはもう、社会人とし

      • PMSは30代から悪化する(前編)

        生理が始まった頃から、PMSの症状は出ていた。若いうちは身体症状がメインだそうだ。高校時代、大学時代にはニキビや便秘、むくみなどに悩まされたっけ。 社会人になっても身体症状は続く。 便秘については、体質改善ができたようで、20代後半から悩まされなくなった。精神的なものが大きかったように思う。自分を責めてしまう、とか、常にストレスを抱えている、といった状態。これによって腸内環境が悪化していた。また、お金のない時代でもあったので、食生活の影響も大きかっただろう。 冷凍食品や

        • 死にたい気持ち

          突然襲ってくる死にたい気持ち。不安。 悲しくてどうしようもない。消えたい。申し訳ない気持ち。 こんな気持ちを抱えてしまうこと自体に罪悪感を覚える。 こんな不完全な私でごめんなさい。死にたいなんて思ってごめんなさい。 明るい私じゃなくてごめんなさい。こんな私が知られたら嫌われて当然だ。 涙が止まらなくなって、息が苦しくなって、枕に顔を押し当てて叫び出してしまう。 絶望。 そうとしか表現しようのない感情。 そうなった時、いのちの電話や自殺防止の相談ダイヤルに何回電

        30歳からの婚活と仕事と、強くなりたい私の心

          ”死”から”生”を考える

          死とはなにか。 子供の頃、私は、死についてよく考えていた。身内の死が相次いだからだと思う。 幼稚園に入る前、父方の祖父のお葬式があった。その1場面をうっすら覚えている。祭壇の様子と、そこに座るお坊さんの後ろ姿と、敷き詰められた座布団だ。幼すぎてまだ感情はなかったと思う。 幼稚園に入ってすぐ、同居していた母方の祖父が亡くなった。 病院で、吐血の跡ののこるベッドに横たわる祖父の様子を眺めていた。血の色と痩せこけた姿に少し怯えながら、隣に立っていたのを覚えている。大好きな祖父

          ”死”から”生”を考える

          雨の夜が好きなHSP

          雨の夜は落ち着く。 子供の頃からずっとだ。雨が屋根に当たる音を聞くと、安心する。 肌寒い夜、布団の中でぬくぬくしながら外の雨の音を聞いていると、守られているような安心感に包まれる。ここは安心だと。 朝起きた瞬間、雨だとすぐにわかる。湿った空気と雨の微かな匂い。鈍い白い光が部屋に充満している。 私が育った東京近郊の田舎は、通学路の道路がほとんど舗装されていなかった。小学校まで通う道で、土埃の匂い、濡れた砂利道を踏み締める感覚、水たまりを避けて歩きながら、傘の先から空を見

          雨の夜が好きなHSP