奥泉光雪の階読了。全体としては『春の雪』三島感。終盤の笹宮兄の手紙は漱石『こころ』(の先生の手紙)へのオマージュか。惟佐子、千代子の造型は魅力的で対比も面白い。1936.2.24の日付あたりから、くるぞくるぞ(二・二六)みたいなどきどき後、意外とあっさり終了。笹宮弟どうなった??

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?