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雨の記憶ー夏果ー
仕事終わり、空を見上げると
静かに輝く星がそこにはあって
はじまりの秋の匂いと涼しい風に
胸がぎゅっとなるこの頃。
夏には思わなかったようなことを
深く考えはじめたり、
忘れられた記憶や感情が
ふと湧き出るそんな季節が
やってきました。
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わたしは去年の秋に
「手放す」という選択をしたからこそ
まだまだ得られるものがたくさんあるし
大切なものは残されていくのだと感じました。
快適な夏を過ごしたくて
二つの土地で迷ったけれど
「ここに来てよかった。」と
そんな場所にまたもや出会えたわたしです。
何がどう良いのか言葉にするのは難しいけれど、
わくわくする気持ちが今も続くということは
そういうことなのだと勝手に思っています笑
ひとつの場所に留まり続けることが
できないのがわたしの特性でもあって、
いつかまた心が動いたときに
ふわーっと別の場所へ飛んでいくのは
分かっているのだけれど。
そのときが来るまではここでの生活や
豊かな自然と美味しいものと
温かい人たちに囲まれて
ゆるりと過ごしていたいな。。
![](https://assets.st-note.com/img/1695474311766-2W4gGsAgZ7.jpg?width=800)
いま居る場所を選んだのは
確かに自分なのだけれど、
そのタイミングでわたしは
そこに置かれたというのか、
あてはまる言葉を選ぶとしたら
「導かれた人生」という表現が
一番近いのかもしれません。
どんな道を歩むかは自分で選択したはずなのに、
思いもしない、想像もしない世界に置かれて
新しい出会いや学びを得るために
ここに導かれたのだろうなと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1695474651460-B2XKZMioAc.jpg?width=800)
わたしの好きな言葉のひとつ。
”すべてのことには時がある”
すべてのことには定まった時期があり、
天の下のすべての営みに時がある。
生まれるのに時があり、
死ぬのに時がある。
植えるのに時があり、
植えた物を抜くのに時がある。
殺すのに時があり、癒やすのに時がある。
崩すのに時があり、建てるのに時がある。
泣くのに時があり、笑うのに時がある。
嘆くのに時があり、踊るのに時がある。
石を投げ捨てるのに時があり、
石を集めるのに時がある。
抱擁するのに時があり、
抱擁をやめるのに時がある。
求めるのに時があり、あきらめるのに時がある。
保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。
引き裂くのに時があり、
縫い合わせるのに時がある。
黙っているのに時があり、
話すのに時がある。
愛するのに時があり、憎むのに時がある。
戦いの時があり、平和の時がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1695474345833-Wxa8oBmNvz.jpg?width=800)
どちらかが良くて悪いとか
どちらかが正しくて間違いとか
そういうことじゃなくて、
その時によってふさわしいことがあるということ。生きるってそういうこと。
そんなこと忘れていたなと
秋のはじまりに思い出すわたしです。
大好きな秋、楽しもう。
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