ハベルの正体について考察してみる。(ダークソウル)
最初に
ダークソウルの配信を見てて、なんだかんだでハベルの正体は最後まで謎だったなあというのが頭をよぎったので書いてみようかなと。
もちろん考察なので、こうと断言するようなものではありません。ご了承下さい。
また、こちらのとても質の高い考察サイトも参考にしていきます。↓
とりあえず結論から
個人的な結論ですが、「ハベル」という人物は実は古龍だったのではないかと思われます。
①「岩のような」
ハベルはシリーズを通して「岩のような」体を持っていたとされています。
これは作中に登場する「ハベルシリーズ」を着ていたという意味ではなく、本当に「岩のような」体を持っていたのでしょう。
これはハベルの盾の特殊モーションで一時的とはいえ岩の体を再現できることからも伺えます。
そして、この「岩の体」はダークソウル3において雷ダメージを増加させる副作用があったりします。
盾を正面に構え、体に岩を纏わせる。
効果時間は20秒間で、物理ダメージを40%軽減する。
また、発動中はあらゆる攻撃に対する怯み耐性が高まり、一部の攻撃をガード時のように弾く。
その反面、雷ダメージが60%増加してしまい、移動モーションも歩き・重量ローリングに固定される。 ダークソウル3 攻略wikiから引用
古龍の不死をもたらす鱗を砕けるのはグウィンの雷だけというのは無印の時には既に確定していましたから、この副作用は「ハベル=古龍説」をかなり補強してくれます。
②シースを敵対者と見なしていた。
シースは本編の時点で狂気に飲まれているので、実際どのような性格だったのかわからないんですが、少なくともグウィン王から研究施設の提供があったり、「大王の守り」という無敵のバリアを施されていたことから、グウィン王からはかなり優遇されていたことが分かります。
しかし、ハベル自身はシースを敵対者と思っていたようです。何故かは作中では全く分かりませんし、状況証拠的(大魔法防護が灰の湖に落ちているので、少なくともハベルを信奉する戦士も戦争に参加していた。)にハベルとシースは古龍達との戦争において共闘していたはずにも関わらずです。
これはやはり「シースが鱗の無い古龍だったから」ということでは無いのでしょうか。古龍の価値観では、鱗の存在しないシースは格下の存在であり、それ故にシースのコンプレックスになったわけですからね。
③石の古龍
灰の湖には「石の古龍」がいました。
本来ならグウィンが絶滅させたはずの古龍が灰の湖にいるはずがありませんし、「石の古龍」という名称がハベルとの関連性を匂わせます。
小さい岩を「石」と称するわけですからね。もしかしたら、ハベルの子供かもしれません。
灰の湖への道は幻の壁で隠されており、あの幻の壁は戦争の後からグウィン陣営が施した物でしょうし、何故自分の最たる武勇伝の舞台となる「灰の湖」を隠したかったのかというところから、グウィンの人間味を感じたりもします。
ハベルはグウィンの数少ない(あるいは唯一の)戦友とされているキャラクターですからね。その忘れ形見が石の古龍だとしたら...
④ハベルの最期
ハベルは一応神格化されてはいるものの、その奇跡となりうる物語が極端に少ないキャラクターであり、何より本編に本人が出てきません。
よって、いつかどこかで亡くなったと思われますが、どうやって死んだのかは謎です。
とはいえ、古龍の鱗を破壊できるのはグウィンの雷だけということから、物理的に殺せるのはグウィンだけなんですよね。
となると、やはりグウィンが殺したとするのが有力説となりそうです。
何故殺したのかについてはやはり最終的にハベル本人が最後の(実際には別に最後ではありませんが)不死の古龍だったから、といういわゆる政治的な理由でしょうね。
ダークソウル3で判明したことですが、グウィンは太陽の長子が古龍と同盟を組んだのを許さず追放していますから、少なくとも対外的には古龍と敵対するというポーズを保っていたようです。
グウィン本人も石の古龍を見逃しているので、太陽の長子のことをあんまり悪くは言えないんですけどね。
太陽の長子を追放する時、グウィン本人は何を思ったのか結構気になりますね。
グウィンに匹敵するくらいには強く、それでいて自分と違って古龍と共に歩む太陽の長子はもしかしたらグウィン本人からしたらかなり眩しく映ったのかもしれません。
為政者としては、グウィンの方がもちろん正しいのですけどね。
終わりに
ダークソウルにおける「奇跡」というものはつまりは神話を語ることでその神々の起こした奇跡を再現する、という物なのですが、当然ですが神々の物語が人々に伝わらなければその奇跡は使えません。
不死ではないシースについては例外としても、本来ならば「グウィン大王と不死の古龍であるハベルが戦友だった」とするのは大スキャンダルになっても仕方ないんですが、そのリスクを覚悟してでもグウィン大王は「ハベル」の物語を後世に伝えるのを良しとしたと考えると、この2人の間に強い友情があったんだなあと感じます。
まあもちろん「ハベルが古龍だった。」とするのは私の妄想に過ぎないわけで、実際には全く別の設定かもしれないですけどね。
公式から正解が出ないのはもどかしいですけど、考察が楽しいのも否めなかったり。悩みどころですね。
では、今日はこの辺で終わります。よかったらスキを押してくれると嬉しいです。ではでは。
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