皆が絶賛するゲームを買ってみたら、あんまり楽しめなかった。

とある超有名大作ゲームを、自分は楽しめなかった。これは"PVも記事も殆ど見ず、知名度と開発元に対する信頼のみで買ってプレイしたこと"に起因している、という仮説を立てました。
近年の私はゲームはゲームの中で体験すべき、前情報に一喜一憂するべきでないと考えていました。この偏屈な考えに、自分は酔っていたのかもしれない。
むしろ事前情報を見て、夢を膨らませていた時が最高に楽しく、そこからプレイに繋がった作品はどれも素晴らしい体験をもたらしてくれていた。
本来なら素晴らしい出会いだったはずでも、プレイヤーとしての捉え方遊び方がズレていては誰も幸せにならない。私は勝手で検討違いな期待をして、自分が知らないものを楽しむことができなかった。私はそんな玄人では全くない。
作品の開発元やパプリッシャーが出した情報を注意深く吟味するようにしてみます。広報系の方々のお仕事に感謝しながら。

前情報を重視しなくなったのは、期待を高めすぎて拍子抜けしたくないという心の防衛策です。しかし私は芸術や作品を愛する者として覚悟を決めているはず、情報遮断は逃げと言わざるを得ない。もし拍子抜けだったらそうだったと胸はって言えば良い。何かうまく行かない事案があったなら、それは無かったことにはせず、共有していって(たとえ自分ができることがなかったとしても)改善の下地にできるように計らうべきだ。
沢山の作品達と、制作者の方々と、そういう風に付き合っていきたい。

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