【試写レポ】『シアター・キャンプ』試写会【22_2023】
ごきげんよう。雨宮はなです。
ディズニーさんにご招待いただsき、試写会で鑑賞させていただきました。
ありがとうございます!
作品について
日本ではあまり知られていないものの、海外の映画やドラマを観ているとちらほら出てくるのが演劇スクール。
それがどんな場所でどんな文化なのかだけでなく、ミュージカルができるまでにどんな行程や専門分野があるのかがコミカルに描かれている。
普段は宣伝文句に「ハッピー」だの「感動」だのとあると敬遠してしまうのだが、ミュージカルを扱いつつミュージカル演出でないという部分に惹かれて鑑賞。
そう、これはミュージカル映画ではないのだ。
それが大成功の一因だったように思う。
ミュージカル映画じゃないから大成功?
心配しているのは、ミュージカルシーンが入っているから「ミュージカル映画だ!」と勘違いする日本人がまた続出するのではないかということ。
ただ、チラシにも公式ページにもあるとおり、“ドキュメンタリータッチ(モキュメンタリー)”で描かれた作品だ。
ミュージカルの練習や「実際に上映されたとしてのワンシーン」はスクリーンに映るが、この作品をミュージカル仕立てにはしていない。
ミュージカルアレルギーを持った人にも楽しんでもらえる、間口の広い作品だと思う。
試写会について
ロビーからわくわくするような試写室でお世話になった。
待っている間は展示されている資料を眺めるだけで幸せだったし、足を踏み入れることができたのが幸運だった。
撮影は専用パネルのみというルールで、それが徹底されていたことも安心できる要素の一つだったように思う。
「ここでは安心して映画を観られる」
「守られている作品ならきっとそれ相応のものに違いない」
そういった安心感と期待感が抱き合わせ状態だった。
実際、ゆったり安心して楽しめたし、期待以上のものを鑑賞できた。
さいごに
これだけ明るく楽しく、老若男女におすすめできる作品は珍しい気がする。
「好きなことを好きだと言っていい」「好きなことになりふり構わず一所懸命になるのはおかしいことじゃない」と、子どもに伝えたいし、そう言ってもらえずに大人になった人にとても刺さると思う。
小さいも大きいもない、すべての仲間たちへ捧げられる『シアター・キャンプ』は10月6日(金)より上映開始!
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