11月の米国株式市場。S&P500,NYダウ,ナスダックは10月を上回り、過去最高値更新!
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11月月間(10/31→11/29)の上昇率
主要株価3指数の動き
11月の米国株式市場は強い動き。11/5の米国大統領選挙では、トランプ氏が勝利となりましたが、トランプトレード、トランプラリーというトランプ関連銘柄を積極的に投資する流れもあり市場全体が強含みに推移。
12月の利下げにネガティブな発言も聞かれ、多少神経質な場面もありましたがブラックフライデーからクリスマス商戦に向けての旺盛な消費期待に支えられ、株式市場の方も、月末にかけ、力強い動きとなりました。11月月間では、
S&P500:+5.7%
NYダウ:+7.5%
ナスダック:+6.2%
それぞれの上昇率となりました。
S&P500のセクター別構成比【最新】
11月29日時点のS&P500の構成比です。やはりハイテク、半導体関連企業が上昇の鍵を握ります。
11セクターの上昇率
全体S&P500を上回るセクターは、循環物色、出遅れから、再び資本財+7.33%、金融+10.16%、、一般消費財+13.24%戻ってきているような印象です。これらに今年の市場を牽引してきた、情報技術、コミュニュケーション・サービスが加われば、12月はさらに、上昇が期待できると、指摘する市場関係者がいました。
11セクターを構成する企業はこちら
●情報技術:アップル、マイクロソフト、エヌビディア
●ヘルスケア:ユナイテッド・ヘルスケア、メルク
●金融:バンク:オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス
●一般消費財:テスラ、アマゾン
●コミュニュケーション・サービス:メタ、ウォルトディズニー、アルファベット
●資本財・・3M、ボーイング、キャタピラー
●生活必需品・・P&G、ウォルマート、コカ・コーラ
●エネルギー・・エクソンモービル、シェブロン
●公益事業・・ネクステラ・エネジー、サザン・カンパニー
●素材・・ダウ、ニューモント
●不動産・・アメリカン・タワー、各種のREIT
他のアップル製品との親和性の高さに驚愕!
11/11の過去最高値更新のNYダウとS&P500
11月の取引最終日となった、週末29日(金)に、ダウとS&P500は、過去【史上】最高値を更新。ダウは史上初の45,000ドル台を取引時間中にクリアし、S&P500も6,000ポイント台に再び乗せています。
ナスダックは11月11日につけた、高値19,366.07ポイントにあと少しのところまで来ています。
*主要株価3指数の週末の終値と前週末比(+は↑上昇、▼は↓下落)。年初来の上昇率、過去【史上】最高値とその日付です。
*ご注意-このnoteは企業IRや直近のニュース等を参考に、一般的な情報提供を目的として書いています。投資家に対する投資アドバイスではありません。投資における最終意思決定は、ご自身の判断でお願いいたします。またデータ等の数字は、細心の注意を持って記載していますが当noteに載せている情報に基づく行動で損失が発生した場合においても、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
10月のS&P500と11セクター↓