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マグニフィセント・セブン、年初来騰落率はどうなっている?

エヌビディアは、相変わらず異次元の強さをキープ

9月の利下げはほぼ確実に?


8月に入ってすぐ、米国株式市場は一時的に、結構な下落局面を迎えましたが、スピード調整で2週間ほどで戻す展開でした。インフレが落ち着きを見せ、市場の注目点は、景気減速、後退に移りましたが、底堅いGDPや主に4-6月の企業好決算に支えられ、

また、この週末には、「政策を調整する局面に来ている」との、9月利下げ転換が確実視できる?パウエルFRB議長の発言もあり、再びハイテク、半導体の成長株がリードする強いマーケットが戻ってくる雰囲気にあります。

下記のグラフは、今年、2024年に入ってから、週末8/23金曜日までの、3指数とビッグテック、マグニフィセント・セブン(テスラ、エヌビディア、メタ、アマゾン、アルファベット、アップル、マイクロソフト)の騰落率です。

エヌビディアは、相変わらず異次元の強さをキープ、メタも隠れた、AI関連として、見事なパフォーマンスを見せています。

それ以外は、少し意地悪な見方をすれば、主要3指数のパフォーマンス(運用成果、成績→上昇率)と同じくらいにある4銘柄です(テスラはマイナス)ので、黙ってS&P500をコツコツと積み立てておけば良いという金言を思い浮かべる方もいらっしゃるのでは・・*8/28にはエヌビディアの5-7月の決算発表があります。

ただし、個人的には、利下げ実際に行われた(9月中旬)場合の材料が出尽くす状況や、少しズレて発表された5-7月の決算企業の中には売上を落とすところもあり、余談を許しません。7-9月の決算が出てくる、10月末から11月、続く11月の5日の米国大統領選挙くらいまでは、神経質な展開が続くと見ています。

年初来騰落率

年内の重要スケジュール

  • 8/28:エヌビディア5-7月決算

  • 9/17-18:FOMC<米公開市場委員会>

  • 10月末~11月初旬:7-9月の四半期決算(主に第3四半期)

  • 11/5:米国大統領選挙投票日

  • 11/6-7:FOMC

  • 12/17-18:FOMC

*もちろん、各月の第1週末、雇用統計、中旬のCPI(消費者物価指数)、下旬のPCE(個人消費支出)の発表も重要です。

7月米国市場のセクター動きとともに、マーケットを解説しています↓

*ご注意-このnoteは企業IRや直近のニュース等を参考に、一般的な情報提供を目的として書いています。投資家に対する投資アドバイスではありません。投資における最終意思決定は、ご自身の判断でお願いいたします。またデータ等の数字は、細心の注意を持って記載していますが当noteに載せている情報に基づく行動で損失が発生した場合においても、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

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