零れ落ちる夕陽 14 あめじろう 2020年6月26日 19:12 小川に漂う夕陽を両手ですくう。夕陽は指の間から溢れ落ち、水面で弾けて消えた。あの時の輝きも、手にしたのはひと時だけ。それでも輝きの記憶は、しばらく僕の進む道を照らす灯となった。再び灯が消えかけようとしている。零れ落ちるとわかっていても、僕はまた探しに行く。 #マンガ #掌編小説 #140字小説 #四コマ漫画 14 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート