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自分を省みる。

星の王子さまを読了。
母の本棚から発掘した。

いつのまにか私も数字ですべてをはかってしまうような、おとなになってしまったなとふと思いました。

数字にしか興味がないわけではないけど、たとえば友達に彼氏ができようものなら、お金持ってるのかなとか、どこで勤めてるとかが気になるし。資格試験とか受けるの好きだけど、あれも努力を点数で測られるし。仕事とか、もうエビデンスと数字だらけじゃん。論理論理論理。嫌いじゃないけど。
平均化された、つまらないおとなになってしまったものです。

私も誰かのバラのような存在になりたい気持ちがあります。
たとえば花を見て思い出してくれたらなと思います。
花を見て、いまあの人はどういうことをしているのか、考えてくれるような存在になりたい。
嬉しいことがあったときに、あの人ならどう思うのだろうかと思ってほしい。これはエゴです。
このあたりの所感は、なんだか花束みたいな恋をしたに近しいものを感じた。
たいせつなのは肉体や物質なのではなく、目に見えないような言語化することも憚られるような感情
バラになりたいのではなく、わたしもだれかのバラのような存在になりたいという話でした

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