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たんばの親方のスペルト小麦畑に行ってきました

丹波の小麦農家、たんばの親方 太田さんから、「今、刈り入れ前で畑に小麦が実ってますよ!」と連絡をもらって、スペルト小麦の畑に行ってきました!
パン屋から、太田さんの畑がある丹波までは車で二時間ほど。見学だけのつもりが、刈り取り体験もやってもらうのでーと言われてあわてて、長靴と鎌を用意したのです。

鎌を持って、いざ!

大きく実ったスペルト小麦の穂、いわゆる普通小麦よりも背が高くなり、麦粒の外皮が硬いので、鳥たちも食べにくいので敬遠するそうです。「鳥たちも嫌がりよるんですわ、おかげで鳥害は少ないですよ、あとの脱穀は大変ですけどね。」と、太田さん。

スペルト小麦

畑では、株の根元をつかんで、鎌でザクザク!刈り取るつもりが、これがそうはいかない!やっぱり麦刈りひとつにも、鎌の使い方にもコツがあるのですね。

古代小麦の仲間、カムット小麦の穂には長いひげがあります。芒・ノギというそうで、ノギに触るとキザキザになっていて、このカギ状で動物のカラダなどに引っかかって種子を運んでもらおう、というためだそうです。いわゆる小麦らしくてカッコイイですね。

カムット小麦には長いひげ
カムット小麦

これから麦は刈り取られ、夏のあいだに脱穀、乾燥、秋には粉になり、パン屋にやって来て、パンとなります。ほんとに自然の恵ですね。
帰りには、山羊がお見送りしてくれました。

親方、ありがとうございました!!

みなさん、新麦のパンをお届けする9月をお楽しみに。

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