22卒中途正社員の6ヶ月
シーメイトになる前に書いていた記事が一番よく読まれていた。
この記事を読んでいたかもしれない22卒のみんなは今どうしているのかな・・・
なんて会ったこともない人を思い浮かべては成功を祈る。
そしてわたしはどうだったのか、振り返る。
市場価値が迷子
わたしは前職では人にも仕事内容にも絶望していて、あの時は「ここ以上にひどいところは無い!」と思い20日であっさり辞めた。
そのため、「自分はこんな程度だし学歴もないので拾ってもらえるだけでありがたい」の精神ですぐに転職先を見つける。
しかし求人内容は時短勤務だったが、フルタイマーになってくれないかと頼まれた。
必要とされていると感じたわたしはその場で快諾してしまった。
期待値
時短勤務で募集をかけていたのにフルタイムで正社員って、よっぽど忙しいのかなぁ、なんて考えていたわたしはスキルを身に付けなくてはとSHElikesに入会を考え始める。
そのころは少し自分の生活に慣れておらず、次月申し込みに行こうと考えていた。
いざ入社してみると
・研修なし
・マニュアルなし
・特に決まった仕事なし
完全にフリースタイルジョブだった。
もはや仕事と呼んでいいのか分からない日もあった。
今もたまにある気がする。
毎日同じ時間に同じ場所へ行き、毎週頑張りますと特に具体的な内容のないコメントを聞き、毎月数字を淡々と述べ来月頑張りますとお決まりのセリフ。
他の人にも研修がないのか、スキルがないのか、向上心がないのか。
分からないが何となくでしか働いていない先輩の姿に面白みがなかった。
そんな中わたしはずるいので「何のスキルも身につかない」ことを逆手にとって、会社で何もない時間にスキルを身につける勉強をすることにした。
色眼鏡
元はと言えば、全て色眼鏡で見ていたのかもしれない。
わたしは求人を鵜呑みにしていた。
休みが選べると書いていた(時短勤務なら週休3〜4)
賞与があると書いていた
生理休暇・住宅手当があると書いていた
しかし蓋を開ければ休みは週休2日で完全週休2日ではなかったし
賞与なんてなく
生理休暇は無給欠勤扱い
住宅手当は一部の人だけだった
こう書いていればこの程度、という自分の中の基準は共通しないことを知った。
大手のサイトに掲載されていればいい企業だと思っていた。(掲載料が高いため、資金のある会社だと思っていた。)
今思えば完全に知識不足で、下調べ不足だった。
切り替えて
そんなこんなで「会社で活かすためにスキルを身につける」ではなく「ここから出るためにスキルを身につける」ことにした。
そして今は会社でゆるく仕事を成立させつつ、常に耳から情報が入るようにSHEの動画を聴いたり、通勤時間などを使ってフリーランス・起業を目標に日々勉強中。
わたしは就活に失敗したとはあまり思わなくなったが、自分のことを見つめる時間をもっととっておけばよかったと後悔した。
22卒 21歳
まだまだ若い!はそうだと思うが、今をときめくK-POPアイドルを見ていると、わたしも頑張らなければと奮い立たせられるし、学生で起業した方をみると「早くそうなりたい」と強く思う。
今まで一瞬も企業に勤めることを想像してこなかったのに勤めた結果、やっぱり違うなと気付けた。
今気づけてよかったと思うことにした。
もちろん残念なことばかりではなく、今後もお付き合いがありそうな人と出会うこともできた。
お仕事面で自分の顔がきく場ができたらすごいなぁと思っている。
このご縁は大切にしたい。
6ヶ月でわたしは
この期間でわたしはいち会社を知り、自分のできることを知り、自分の気持ちを再確認できた。
そして好きなことでご飯を食べていくのは、並大抵じゃないことも知った。
一度躓かなければプライドの高いわたしは気づけなかったと思う。
そう思うと今年、もっと言えばこの6ヶ月で、仕事という分野での自分はとても成長できた気がする。
来年はもっと飛びたい。
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