20240509-11

無事に大きめの原稿を脱稿して、ずっと滞っていたインプットを始めた。映画も漫画もアニメも、ほんとうに楽しいね。掛け値なしで楽しい。

『ブルー・ジャイアント』『こもれ陽の下で…』『月華国奇医伝』などなどなどなどなど、いっぱい観たしいっぱい読んだ。もちろん小説を書くのも楽しいけれど、書いていると心底、小説を書くのが嫌になっちゃうこともあって、それでも小説を書くのは好き。

愛憎入り混じっているわけよ。

そう。
愛ゆえの恨みは、憎しみゆえの恨みよりも恐ろしい(しぇいくすぴあ)……ってことで、映画『恋するプリテンダー』を見てきた。5月10日封切の映画。今回の原稿執筆はこの日にこの映画を見に行くことを目標にして頑張ってきたわけだ。シェイクスピア「から騒ぎ」原作のロマンティックコメディ映画だ。これはね、すごいよ。脚本がいい。美しい。お見事。こういうもん観るために生活してる。サンキュー。

さまざまなネタバレは趣味アカウントのふせったーでつぶやいたわけだけれど、こういう美しい映画ってのは何回見ても面白いので、明日も明後日も観に行こうと思っているわけだ。

そんな流れで、『映画大好きポンポさん』を見た。こりゃモノづくりに携わる人は見たら刺さっちゃう系の映画で、公開当時にとても話題になっていた。ネットフリックスにひっそりと再追加されているから観てない人はぜひ。今回の大収穫である『恋プリ』はどんな思いで、どんな人が、どんな風に作ったんだろうかと思いを馳せたりしていたら、5月12日は母の日である。親不孝者の私はすっかり忘れていたのだが、妹が声をかけてくれた。幸いにして母は元気で、11日の夜に家族で集まることができた。

来年も同じような日だといい。