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宇宙存在に聞いてみた④願望は叶っているとは

願望は叶っている


「ではどこから願望が来ているのですか?」

 それはいい質問だね。すべては君の中からきている。全ての現象は君の中で起きている。それはもう何度も言ってきたから覚えたかな。君がわたしとコンタクトを取りたいという願望は君の中から起きている。そしてそれが叶うことも、同時に起こっているんだ。例えば、小説を開いて読み始める。読んでいるところに今がある。だが、小説の物語自体は、本の中ではすでに完成して終わっている。それと全く同じなんだよ。それを君たちの意識は物質を少しずつスキャンして今というものを感じている。今以外のところに過去や未来と呼ばれる架空の時がある。君たちは今にしかいることができないのに、出来るだけそれを避けようとしている。今以外の場所に意識を飛ばしては、エネルギーを消費し続けているんだ。時間は存在していないんだよ。

「だから願望と実現はセットだって言われているんですか?」

 願望と実現はセットというのは、同時に叶っているということにもなるね。時間軸がないからね。
 しかし願望と実現はセットというのには、別の理由もある。
 例として、願望が実現した現象が、全てそこにあるような、真っ暗な森があると言ったね。そこがもし君に見えていたらどう思う?光を当てていなくても、実現した現実はそこに全てあるんだ。光を当てていないだけで、見えていないだけだ。
そこの視点から見てみると、願望っていうのは無くなってしまう。これは分かるかな。願うこと自体そこにもうあるんだから願いになりえないんだ。君が願った時点で、「そうだもうあるんだった・・」というのが体感として分かるからね。だから実現っていうことができなくなる。そして願望は実現する。その矛盾が視点の違いなんだよ。

「どうすればその森を体感できるの?」

 暗い森の中で、懐中電灯を当てて見えている場所が、物質界だ。君たちが現実と感じているものだ。そしてその周りに見えないが存在している森が非物質界だ。それを体感するには森があることを信頼することだね。まず森がなかったら光を活用できない。暗い森に全ての実現があるということを信頼することができなければ、懐中電灯をうまく使えないんだ。

今、光を当てているところに注目しすぎると、周りの森があることをすっかり忘れて迷い込んでしまう。目の前の現実というのはおまけのようなもので、君の非物質界の意識の方が重要なんだ。注目をしすぎないことだよ。どうせ注目するんだったら君の幸せに注目して、知覚の狂いを解消していくのがいいよ。そうしていくうちに、周りには森があったことが見えてくるんだ。


 この現実世界はパラレルワールドになっていて、様々なレイヤーが存在していて、世界は瞬間瞬間で終わり、始まり・・。つながっているように見えるけど本当は一枚の絵を繋げて観察しているんだ。だから無限に分岐しているんだよ。そして世界に時間はないんだ。

 
「パラレルワールド・・本当に存在するんですか?」

 もちろん。君は目の前の世界が全てだと思わされているが、そんなことはあり得ない。今の自分は今だけなのは分かるかな?明日の君も1時間後の君も、今の君とすごく似ているが違う君なんだよ。それは分かるかな?細胞は常に入れ替わり、この世界で変わらないものは存在しない。君は今も一瞬一瞬、違う自分へと常にパラレル移動し続けている。そういう意味でパラレルワールドは存在するよ。


 「森には全てある」っていうのは言葉にしたひとつの例えだけど、パラレルワールドも同じ、例えなんだ。言葉にはできない世界だからこのような伝え方しかできないが、構造としてはどれも同じことだよ。全ての可能性が存在していて、それを選ぶだけだっていう非常にシンプルな仕組みを説明している。だから君が必死にならなくていいっていう話だね。君は委ねるだけでいいんだよ。


現場からは以上です・・・愛を込めて。あめちゃんでした。


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