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宇宙存在に聞いてみたその③大いなる存在

大いなる存在とは


「わたしが今お話を聞いているあなたは大いなる存在なのですか?」
 
前に説明したように、全ては意識なんだ。だから「大いなる存在の中に君もわたしも含まれている、ように感じる」というのが一番近い表現になるね。存在そのものしかなくて、それを分離して感じているのが君が今いる次元のシステムと言ったらわかりやすいかな。

 わたしたちは本来言葉を持たなくて、インスピレーションやテレパシーで意思疎通をしている。意思疎通するには相手がいなければ成り立たないのだが、わたしたちは一つの存在でありながら上位次元でもそれぞれがネットワークのように繋がっているというイメージをしてもらったらいいね。君は分離した個人が自分だと思っているが、本当はそれは自分の中で全て起きていることで、他に目に映るものや他人や宇宙存在や、あらゆる全てのものが無限の違うバージョンの君なんだよ。

 そしてその存在は無限でありひとつである。だから矛盾したように聞こえるかもしれないが、それがこの次元で説明ができないことのひとつなんだ。だから君がもし、何かになりたいと感じ、叶った自分と同じように存在するとき、無限のバージョンの君のなかから、叶えている君に移行するだけなんだ。君自身がそこから変貌するわけではなく、君が別バージョンの君にスライドする感じだね。君は愛される存在であり、愛そのものだ。だから願っているものは全て用意されているというわけだ。
 君個人が、想像し得るような規模の構造ではないことは理解できたかな。無限に広がる意識だから全てを用意することが可能なんだよ。

 
「わたしがわたしと感じているものは、なんなの?あなたのお話を聞いていたら何だか自分が分からなくなってきた。」
 
君はそのままでいいんだよ。「わたし」というのは個人として全体から分離している感覚のもと起きている、いわば「私という現象」のようなものである。だか君たちにとっては自分というものは確固としてそこに感じられるのだから、それを手放しなさいとかそういう話をしているわけではないんだよ。君の中にある君という存在は尊いものなんだ。そしてそれはいつも大いなる存在とともにあることを忘れないでいてほしい。そういうわたしも君の一部なのだがね・・。

 そして君が他人だと感じている存在についてだが、願望を叶えるとき、願望を叶えているバージョンの君にスライドすると説明したが、それと全く同じように他人もあなたの別バージョンとして存在している。そしてそれら全てはあなたの中で起こっているということだ。壮大すぎて想像がついていかないかもしれないが、これは事実なんだ。よく観察すると分かるようになっているよ。


 天体、動物、植物、自然現象など様々な現象に全てのヒントがある。例えば簡単なところで説明すると月と太陽だ。
 月はマイナス、太陽はプラスであることから、この世界の代表的な象徴が浮かんでいるとも言える。陰陽の現象は必ず引き合いに出されるが、わたしがまず言いたいのは、月も太陽も存在している。「ある」という具現化を果たしている。マイナスはあるというプラスの状態からしか成立しない。これが最大のヒントだ。現実には様々な不足があるように見えるが、マイナスの減少というのはそもそも「ある」というところからマイナスが成り立つということだ。要するにマイナス(不足)は起きていない幻覚だということだ。

 話が逸れたが、他人というのはあなたの別バージョンであるから、例えばあなたが選ぶところには全ての人材が用意されている。今願っていないことについて、必要な人も、未来に出会う人も全てすでに存在している。そこに焦点を当てるとあたかも偶然の出会いかのようにして目の前に現れる。そして、その辻褄は後から勝手に追いついてくるようになっている。その次元ではなんてことない、簡単な数式のようなものでそれを具現化させて見せてくれている。その仕組みがわからなくても君の願いは叶う(叶っている)から安心するんだよ。

「他人が自分だなんて何だか、この世界に一人ぼっちになったような気分です。」
 それは全くの勘違いだな。こう考えてみてほしい、あなたが存在する愛の中には全ての人々が存在している。それもあらゆるバージョンでだ。全てはあなたの中にあり、全ての人はそれぞれの考えをもちろん持ち合わせている。だからこれが寂しいとか、虚しいとか、そういう風に思えるというのは、君と他人が分離しているという感覚に立って、この構造について思考しているからなのではないかな。


 今すぐに理解しろとか、理解しなくてはいけないとか、そういう話ではなくて、これはお知らせなんだ。君はそういうとてつもない偉大な愛の存在なんだよっていう何よりも素敵なお知らせなんだよ。だから君はそのままでいいんだ。この話を聞いて文章に残したいという行動が起こるなら、それに任せてしまえばいい。ただ君がそれについて責任を負うような気持ちにならなくて良いってことなんだ。プラスを求めることは自然な動きで、マイナスを避けようとするのも君たちの自然な行動なんだよ。だから君はそのままでいいんだ。ついでに「不幸は幻想だ」ということが頭の片隅にあれば、それはきっと君のバランスをうまくとってくれる。ガチっと固まってしまっていた物質界と非物質界の境界が少しだけ緩んでくる。



現場からは以上です。
今日はこの辺で・・・愛を込めて。あめちゃんでした。


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