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いわき観光グルメ好き向けに作ったアムカフェのバスクチーズケーキ

新型コロナウイルスの影響を受けて、4月から短縮営業を決めました。今後密にならぬよう、今後どのように営業して行くべきかを考えた時期でもありました。私の運営する店舗は、福島県いわき市の内郷と言う場所にあります。基本はソフトクリームカフェを運営していますが、社内ではスマホアクセサリーの販売も行っている為、商品バリエーションを日々増やしながら、現在はタンブラーなど、数々の名入れ商品なども販売しております。

2020年6月店舗を一時的に店舗を休業する事を決めました。目的は販路拡大計画を進める為です。インターネットの配送をカフェ2Fの配送を決めました。商品保管倉庫は違う場所にあった為、従業員全員で拠点の引越しや、物流を行う為のネット配線工事、数万ある在庫の移動を行いました。これにより当カフェは、スマホアクセサリーの販売を、カフェスタッフが出来る体制に切り替えました。

1Fはカフェ2Fは商品在庫の保管や、梱包、オリジナルスマホケースの制作など可能になりました。店を休業して新型コロナウイルスの影響から、新しい販路を作るを為に準備をしました。弊社は外注を一切せずWEB制作やシステム等自社で構築が出来る強みを持っています。最も得意分野は自社商品を作る事。企業様の販売コンサルティングや通販の売れる仕組みなども、お手伝いなどもさせていただいております。

アムカフェの主力商品を作る事

私が考えた新型コロナウイルスを乗り越える為のミッションは、販路拡大を目的とした商品であり、地元に寄り添い観光客や、全国向けに販売出来る商品を作る事でした。そしてプリンとチーズケーキの開発が始まりました。元々私自身も大好きな商品と言う事もあり、日頃から食べ歩いている商品でしたので、開発は楽しみながら進める事が出来ました。

地元の食材を使い、最高級の卵を使用する事を決めました。私の人生であまりの美味しさに、卵かけご飯だけで涙を流し食べた「卵」がありますす。それが「いわき地養卵」です。いわき市泉町にたまごの郷で販売されています。とても人気あるお店で朝から、人が途切れる事がない人気の卵の販売しているお店です。地元に愛され玉子を求めてお客が列を作ります。

たまご生産直営だからこそ出来る、産みたてのたまごが手に入れる事が出来ます。このたまごを一度食べると、他のたまごが食べられなくなるぐらい美味しいたまごです。私はこの玉子を使って、アムカフェの主力商品を作ろうと決めました。

バスクチーズケーキとは?

失敗したように見える、真っ黒いインパクトのあるチーズケーキ。その由来は、スペイン・バスク地方の町、サン セバスチャンには、土地特有のチーズケーキ。と言われております。私の店舗の商品は店の名前を取り、アムバスクと名付けました。素材にこだわり独自の食感を生み出す為に、何度も何度も失敗しながら、現在のアムバスクが誕生しました。

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チーズケーキはとても難しい為、最初の頃は自分が美味しいと思う、食感が出来るまでとても苦労しました。1つの工程や空気の入れ方1つで見た目も食感も変わってしまう為、企画立案から発売まで4ヶ月の月日が流れました。

私は失敗した時でもSNSに流す事を決めました。お客様に出来上がるまで、楽しみにしてもらいたいと思ったからです。最初からうまく出来るなんて思っていないので、何度も繰り返し諦めずに作り続けたからこそ、今のアムバスクが完成したと思っています。SNSの投稿から、大きいサイズの要望も多くあり、5号サイズで予約販売から開始しようと決めました。

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アムバスクの予約販売は10月7日に決定

予約受付は夜21:00から開始する事に決めました。3日に1件ご予約いただければ、とても有難いと思いましたが...  ところが、当日21時スタートした瞬間に予約が殺到したのです。最初のお客様は1分で予約。嬉しくて涙が出ました。まさか、こんなに予約をいただけるとは、思いもしませんでした。

4時間で30件以上の予約をいただきました。スタッフ全員で驚きました。
情熱込めて商品を作って本当に良かった!と心から思いました。10月は数百件の予約をいただき、現在でも2週間待ちの混雑状況になっております。

ネットショップでは楽天市場にて販売を開始させていただきました。全国向けの販売の第一歩も踏み出しました。観光向けの販路拡大も、現在着々と進めており、来年度はいわき物産展など積極的に参加して行きたいと考えております。小さなカフェで作る、たった1つのチーズケーキですが、新型コロナウイルスで休業したからこそ、今の状況を落ち着いて冷静に考えた末、今回の販売計画を進める事が出来ました。

私のお店はカフェですので大量生産は出来ません。出来ることは最高の接客と、美味しいデザートを提供するお店です。アムバスクは1つ1つ心を込めて焼く事を大事にしたいと思っています。もし待っていただけるならご予約も、ネットからや実店舗でも毎日受付けております。

今後飲食店業界はネット環境必須です。新型コロナウイルスを乗り越える為に、自分が考えた事はネット通販の仕組みを整える事。アムバスクはネットで予約して店舗受取を可能にしました。テイクアウトとは違い、無駄な材料ロスも出ません。準備出来次第お客様に連絡をして、店舗にご来店いただく、この対応こそが「密」を防ぎ、店舗滞在時間も減らす事。お客様は受取だけで終わるので、お互いに感染リスクを減らす事が出来ると思っております。

いわき市向けの場合ですが、もしこの記事を見てアムバスクに興味を持っていただけたのなら、アムバスクのご予約はこちらで出来ます。
全国向けは楽天にて販売を行っております。こちら 

これから寒くなり、新型コロナウイルス感染拡大の不安がありますが、経営を立ち止まってしまったら、スタッフ雇用を継続する事が出来ない。それは私の責任でもありますし、雇用を維持してお店を守る為に、アムカフェは次の新商品開発に入っています。

私達はが今出来る事を精一杯やるだけです。

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