親育てストーリー

子どもを授かってから、
わたしはいつも、イライラしていた。

「この子さえいなければ」

そう思ったことも、一度ではないし、
何度も手を上げそうになったこともある。

虐待のニュースはとても他人事とは思えなかった…

ひどい母親で、そんなことを思う私は、
母親失格であり、自分を許せなかった。

年に20日ある有給休暇は
医療者あるあるで、毎年トップに振られた
希望しない日に5日取るくらいで、
捨てるのが当たり前だった。。
そういうものだと教わってきたからだ…

子どもが生まれてからはなおさらで、
突然の体調不良などで休むから、
自分のことでは休めないと思っていた。

仕事が多忙な時ほど熱を上げる。吐く…。

私が初めて自分のために休んだのは、
勤続20年を超えてからだった…

それが当たり前だと思ってもいたが、
そうでは無いことを
オンラインで知り合った友達から
教わってきた。

私も、子どもがいなければ、
身体を壊していたかも知れない。
心もここまで成長していなかったし、
壊れていたかも知れない…。

「この子たちがいたから。ありがとう」

わたしのような、お母さんでもよかったんよ。
選んでくれたんよ。

夜にカップラーメンの日があったり、
昼にそうめんとネギだけの日もあったけどさ、

なんかこうして大きくなってさ。

わたしが必死になって、いい母親になろうとしなくても、本当は、私のままで大丈夫だったんだ♡

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