くるみぱん8/14

今、わたしは、くるみぱんを食べています

なんだか英語の例文のような
始まりになってしまいましたが
ほんとにちょうどいま、
くるみぱん片手にブログを
書いています...笑

バイトの前に早めのお昼で
セブンイレブンのくるみぱんを食べます
小さなくるみぱんが4つセットになってます

社員さんが教えてくれた穴場スポットの
静かで綺麗なラウンジで
カフェラテとくるみぱんを食べる時間は
最近できたお気に入りの時間です

実はこのセブンのくるみぱん、
とても思い出の詰まったものなのです...

遡ること7、8？年前
高校受験を控えた中学3年のわたしは
毎日塾にこもっていました

あの頃は人生で1番勉強していました
「落ちたら人生が終わる」
そんな強迫観念に取り憑かれていました
とにかく毎日必死だったのを
よく覚えています...

その当時、夜ご飯は毎日塾で食べていました
その時の夜ご飯が、セブンのくるみぱんでした

毎日絶対、くるみぱんでした
何を食べようか迷う時間すら
「時間を無駄にした」という罪悪感に
襲われていたわたしは
コンビニに入って、何も考えず、
いつものくるみぱんを手に取り、
急いで塾に戻り、くるみぱん片手に
また勉強に戻っていました

そんな生活を一体何ヶ月過ごしたのか...
第一希望ではなかったけれど
なんとか受験を終えたわたしは
その瞬間に、そのくるみぱんを見るだけで、
なんだかゾッとしてしまうようになりました

もう食べたくない

そう決めて数年間
セブンのくるみぱんは
一切食べませんでした

ところがあるとき急に
母がセブンのくるみぱんを買ってきたのです！

「そらこれ好きだったよね〜」
と言ってわたしに差し出してきました

とっさに出た言葉は
「うわ...」でした...
（くるみぱんさん、ごめんなさい...）

真っ暗な受験期を思い出し
苦い気持ちになりながらも
せっかく母が買ってきてくれたので
食べないわけにもいかず
ひとくち食べてみました

そしたら、
すごく美味しかったのです

単純ですが、ほんとに美味しかったのです

このくるみぱんって
こんなに美味しいんだ！！！

と、初めて思えたのです
それはまるで新たな発見のようでした

一時は毎日食べていたものなのに
当時はきっと味など、
感じていなかったのでしょう
ただお腹を満たすためのものでしかなかった
のだと思います
なんて悲しいことでしょう...

それから、セブンのくるみぱんは
幾度もわたしのお腹と心を満たしてくれました
こうしてバイト前の早めのお昼なんかは
いつも同じものを食べたいタイプなので
（ルーティーンのようにしたいのです）
安定で、期待を裏切らない、
くるみぱんは、もはやわたしの相棒です...！笑

といいながらもやはり
くるみぱんを味わいつつも
今、頭の半分以上はこのブログにあるので
受験生のときと変わらないのでは...？とも
思ってきましたが...

いや、やはり、今はあのときより、
この美味しさを
存分に味わっています！！

廃盤になったりしませんように...
と今日もそっと願いながら
ほんのり甘いくるみぱんを
食べています

それでは
おやすみなさい