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バズる音楽について考えていこうと思う.第三回

第三回.「バズるランキングを聴く!①」


みなさま、こんにちは。きいろ。です。
昨日更新の予定が、所用により久々に外出(徒歩)をしたら、直射日光と暑さにやられてしまい、完全にダウンしていました…

さて、前回の第二回は、「2019年のヒット予想と結果をもとに、バズる要因の考察」をしていきました。


今回から、この題材の本題、第一回の冒頭に挙げた「バズリズム02」の「今年(2020年)これがバズるTOP10」を再度見ていきます。

どう見ていくのか、というと。
1バンド1バンドYoutubeで挙がっている音源を主として、リリースしている楽曲をたくさん聴き、HPでアーティストの情報を得、私の率直な感想を綴っていきます。
そして、先に言っておきますが、私の音楽との出会いは、小・中と合唱をやっていたことが大きく影響されてますので、どう足掻いたって最初に耳に入ってくるのは、「歌声」です。もちろんメロディも歌詞も耳に入りますが、真っ先に、声を重要視してしまいがちですので、声に関するコメントが多くなる可能性大です。
一つの見方・意見として、読んでもらえたらな、と思います。

※当初は、20位から書く予定だったのですが、いざ書き出してみると思った以上に時間がかかる+すごい量になる……!ってことで、15位からの紹介とさせてもらいます。(ごめんなさい…)


なんとなく、このnoteにたどり着いた方に、

1mmでも、「気になる!」「わかる!」
と思っていただけたら嬉しいな、と思います!

では、早速、ランキング15位から順に見ていきましょう!



15位 秋山黄色

Youtubeかニコニコの広告で名前をよく見かける方。
この方の曲を聴いて、真っ先に思ってしまったのが、
「どことなく漂う米津玄師感」
彼のHPを見ようと、「秋山黄色」と検索すると、候補欄に、「秋山黄色 米津玄師」とあって、あぁ同じこと思ってる人多いんだな、と思いました笑
そう感じるということは、音楽的な道筋が同じなのでは!?と思い、調べましたが、全然そんなことなくて驚きました笑
てっきりボカロPからのスタートかと思いましたが、音楽活動のスタートは、中学生の頃「けいおん!」の影響でベースを始め、高校で作詞作曲をした、というものでした。
そして、まさかの同年代でした。
なるほど。
米津玄師と同じ匂いを感じるのは、
米津玄師(ハチ)を筆頭とするボカロ曲を経由してきたからなのではないかな、と。(インタビュー記事等読んでないので、断定はできませんが。)
もしそうだとしたら、それを自分のものとして享受して自分の曲を作ってることがすごいですね。
ボカロについて言及していないとしても、ボカロっぽさ(曲構成や歌詞)を感じる曲であることは否定できないかな、と思います。
そして、米津玄師が国民的なアーティストになった以上、ボカロ要素を感じる曲をロックやポップに昇華した曲でヒットすると、「似てる」と言われるのは仕方ないことですね。
正直私は好きですね。
ポスト米津玄師、ポストボカロ派の方には刺さる楽曲ではないでしょうか。
ただ、近年、ボカロ出身の方々が名を上げてきているので、この波に飲まれることなく、先導切って走っていくのかどうか、ってところでしょうか。
比較してしまって申し訳ないんですが、声質的にも、ボカロ曲がすごく似合うんですよね、、歌ってみた、とか挙げても絶対ヒットする声…(具体的にいうと、声の伸ばし方、強弱・アクセントのつけ方が特徴的。)


ポスト米津玄師きましたね!絶対ランクインしてくると思ってました。
地上波ボカロブーム(と勝手に名付けてます)がどこまで世間に浸透するのか、私としても楽しみです。タイアップ一つで、もっと認知される存在になりそうですね。


14位 Hakubi

京都発の女性voスリーピースバンド。
ついにここにも名前が挙がるようになったか!という印象です。
Hakubi、何回か他アーティストとの対バンで見かけてます。
私が初めてHakubiのライブを見たのは、2018年の香川のライブハウスですね。
初見の時から、あ、このバンドは、絶対来るな、と思いました。
ライブでの熱量が何よりすごい。
これまた比較として出してしまって申し訳ないのですが、Hump Backのような、ライブでの熱量を感じました。
voの片桐さんの歌声は、女声らしい高音がすっと通る声です。それでいて、ライブで叫び歌う様子は、男性にも負けないほどのパワー。
小柄な立ち姿、ギターをかき鳴らし、力強く歌う様子からは、女だから、男だから、とかではなく、音楽を好きでライブハウスに来てる全ての人に歌っている、と感じました。
満たされている人は、何も創り出せない、という言葉を、どこかの誰かが言っていましたが、私もそれに対して大きく頷く側の人間です。(これは賛否両論あるし、あっていいと思います。)
そんな、何か、どこか足りない、やるせない、どうにもできない日々を送る人に強く刺さる楽曲を生み出すことができるのが、Hakubiだと思います。
大きく背中を押すような、暗闇をパッと明るく照らす楽曲、ではなく、真っ暗闇の中、ほのかに灯る家の明かりとか、普段は全然話したりしないのに本当に困ってる時に何気なく声をかけてくれる親友、みたいな、そんな存在の曲たちかなと。
心情を綴る曲が多いので、夜中、一人布団にくるまって、如何しようも無い不安や悩みに襲われたり、夢破れたり、憧れと現実の狭間にいたことのある人は、この曲に救われるかもしれません。


ライブハウスでこそ本領を強く発揮のできるバンド!来ましたね。
間違いなく、これからのライブハウスシーンを引っ張っていくバンドでしょう。
あと、関西弁のMCが素って感じで、より刺さります。


13位 yonawo 

福岡で結成された新世代ネオ・ソウル・バンド。

ネオ・ソウルとは?????と思いながら、Youtubeで再生。
完全に初めましてでした。(無知で申し訳ない…)
これが、ネオ・ソウルというジャンル?なのだろうか…(無知で申し訳ない…)
ざっくりいうと、
夕方、人気の少ないカフェでマスターが入れてくれたコーヒーを飲みながら聴きたい曲。
夜、街灯の少ない道を星明かりの下歩きながら聴きたい曲。
そんな感じ。
こういうのもなんていうんでしょうね。。直感的に、メロウな曲!って感じです。
2019年11月にメジャーデビューしてるみたいです。そもそも活動し出したのが2018年??(HPを見る限り、2018年からの記載なので、恐らく。)
メンバーそれぞれの音楽歴は不明ですが、
4人の音楽が、完全に完成されてます…
もし本当に2018年が活動開始時期だとしたら、天才集団なのでは、というレベルですね。
Youtubeでりんご音楽祭のライブ映像が挙がっていたのですが、
このグルーヴ……
はっきり言います。
最高です。
りんご音楽祭にぴったりですね。
コメントにもありましたが、森、道、市場。にも合いそう…
自然と自由に体を揺らしてしまうような音楽。
野外でこれ聴きながらゆったりお酒を飲みたいですね。
そして、福岡出身バンド、ということも注目ポイントですね。
個人的意見ですが、最近特に福岡出身アーティストがアツいと思っています。
彼らもその筆頭でしょう。


こういうメロウなバンドもランクインしてくるんですね!
本当に幅広く色んなバンドが知れるいいランキングだな……と改めて実感しております。


12位 なきごと

目まぐるしく進む毎日。
バイト、仕事、人間関係に恋人、自分で選んだことだとしても
やはり当たり前の生活を送るのは難しい。
(中略)
限界を迎える前に。
たまには弱音を吐くことも大切。
嫌なことはなかったことに。
疲れ切った日常にほんの少しのなきごとを。

vo.gtの水上さんとgt.choの岡田さんによる東京出身2人組ロックバンド。
またしても、初めましてです!(この後もどんどん初めましてが増えそうな予感。)
女性voのバンドですね!
声は完全に女声ボイス!ひそひそ話でもするような語りかける歌声、女声ならではの高音。
そしてその歌声で女性の心情を歌う、という、これは完全に女性voの強み。
歌だけ聞くと、可愛らしい女の子バンドですね、って感じなんですが、頭を振ってギターをかき鳴らすその姿も相まって、轟音を感じますね。
こちらもYoutubeコメントにあったのですが、きのこ帝国みを感じるというのは、恐らく、このことではないかな。と。
若干シューゲイザーっぽい曲もありますね。(「癖」という曲とか。)
ギターのフレーズで曲がかなり変わりますね。(『セラミックナイト』なんかは、確かにポルカドットスティングレイ感がありますね。この要因は、確実にギターのフレーズでしょうね。カッティングやギターソロ、音色的にも似てるところを感じちゃいますね)
というか、このバンド、根底は同じなのに、曲によって色が違うというか、
どんなものにも化ける能を秘めてる感じがする…
バンド名然り、曲もそれぞれコンセプトがしっかりしていて、曲を通して伝えたいものが明確になってるバンドだと感じました。
これから出す曲たちは一体どんな毛色なのだろうか……
そんな風に思わせてくれるすごく可能性を秘めてるバンドかな、って思いました。
個人的に、すごく好きです。
CD買ってライブに行こうと思います。(行動力の化身)


女性voバンドが多数出てきてますね!
当たり前かもですが、それぞれ色が違って、面白い!!
このバンドは、ひっそり注目され続けて、いつか急に爆発しそう。



11位 SPARK!!SOUND!!SHOW!!

唯一無二のこのサウンドはサウンドドラッグ!
スサシが撒き散らすサウンドドラッグに中毒者続出中!

はい、初めまして!(もう何も言うまい……)
「SPARK!!SOUND!!SHOW!! 」略して、「スサシ」だそうです。

ハードコアパンクか?ラウドロック??ミクスチャー??
(そもそもジャンル区分について、詳しくないので、明確な答えを出せない……)
パッと聞いた時は、SiMとかLas Vegasとかの類かな?と思ったのですが、
キーボード多用してるし、ボーカルはデスボイス使ってないし、歌声だけ聞くと全然普通。(褒めてます)
最初に挙げたジャンルの曲を、普段全く聞いてないので、そもそもの定義が曖昧です。申し訳ない。
何曲か聴いて思ったのは、
掴み所なさすぎ!!!!
ってことですね。
本人たちが挙げてる、「サウンドドラッグ」という言葉がぴったりすぎますね。
聞く麻薬的な。
どんなジャンルでも、キーボードのピコピコ音には、中毒性があると思います。
このバンドには、それがある上に、曲の流れが読めないんですよね。
(これは、こういうジャンルに精通していない私だから、なのか、他の人もそうなのかは不明ですが。)
楽器隊のメロディに沿って、歌があって、だとしたら、次はこういう流れかな、とある程度予想して曲を聴くのですが、その予想が見事に外れます。
「え!?そういく!??」みたいな。
そして、Youtubeで曲を垂れ流しにしてたんですが、
「あ、バンド変わっちゃってるわー』って思って、画面を見たら、
間違いなくスサシの曲で、「曲の振り幅どうなってんの!?」とびっくりしました。(『Urban kill』)
この曲聞いたら、「このバンドはラウドロックですね」なんて言えない。
もはや何が何なのかわからない。
そういうとこも踏まえて、掴み所がないバンドですね。


ライブ大盛り上がりな様子が浮かぶバンドですねー
ライブやフェスで支持を受けそうなバンドも多数出てきてますね。
おそらく、楽曲だけでなく、ライブパフォーマンス面でも注目されているバンドな気がします。



15〜11位まで見てきました。
多種多様すぎて、総括できない!!!!!笑

次は、10位から見ていきます!
果たして、注目されているバンドの傾向がつかめるのかどうか……!
私も全く先が読めない……!
でも、知らないバンドをじっくり聴いてひたすら感想を書くのだけでも楽しい!



きいろ。


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