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ambr『TOKYO GAME SHOW VR 2021』開発チームが、CEDEC AWARDS 2022「ゲームデザイン部門」で優秀賞を受賞しました

※こちらの記事は昨年配信したプレスリリースの編集版となります。

受賞について

■ 受賞理由(CEDEC AWARDS 2022公式サイトより引用)

注目度が高い東京ゲームショウというイベントをVR空間で開催し、世界中のユーザーと一緒に楽しめるコンテンツとして実現した。また、ユーザー体験を言語化し、記事とした点を評価。VR空間で複数のユーザーが遊ぶ空間の設計思想の情報は、まだノウハウとして公開されているものが少なく非常に貴重と考える。
<受賞対象となる記事>
開発期間は「半年未満」…21万人を集めた東京ゲームショウVR 2021を支えたUnity活用事例

■ CEDEC 2022について(CEDEC AWARDS 2022公式サイトより要約)

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催、日経BPが共催となり、コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2022(CEDEC2022)を開催しています。
また、CEDEC AWARDSは、コンピュータエンターテインメント開発の進歩へ顕著な功績のあった技術や情報発信に対し、技術や情報発信の面から開発者の功績を称え表彰する賞です。
昨年度のCEDECにおける聴講者アンケート結果上位者の方々で構成される「CEDEC AWARDSノミネーション委員会」が組織され、CEDEC運営委員会とともに協議し、優秀賞が決定されました。

CEDEC AWARDS 2022公式サイト

CEDEC AWARDS 2022「ゲームデザイン部門」他受賞者と表彰ポイント
・シリーズ初のアクションRPGで実現したポケモンを「捕まえる」体験
株式会社ゲームフリーク『Pokémon LEGENDS アルセウス』開発チーム

・仮想少女を表現するための文学的ゲームデザイン
株式会社ワイソーシリアス『NEEDY GIRL OVERDOSE』開発チーム

・SNSを使用した現代だからこそのARG(代替現実ゲーム)の実現
Team Project:;COLD『Project:;COLD』

・ソウルシリーズとオープンワールドが融合した高度なゲームデザイン
株式会社フロム・ソフトウェア『ELDEN RING』開発チーム

■ TOKYO GAME SHOW VR 2021について

2021年9月30日から10月3日まで開催されたTOKYO GAME SHOW VR 2021は、世界最大級のゲームの祭典である東京ゲームショウ史上初となるVR会場として、日本を代表するゲーム企業を中心とする20社が出展した、インタラクティブ性のある新しいバーチャル展示会です。

計画にあたっては、出展社スペースをより楽しむことを目的としたゲーム体験を設計しました。
メインとなる企業エリアでは、各企業コンテンツのなかを通り抜ける「スペース型」を採用し、一周巡るとすべてのコンテンツを楽しめる行き止まりのない円環状の空間としました。また、宙に浮いた動画を自分の目の前に引き寄せる「Grab&Play」と、アバターの着せ替えを楽しめる「Tシャツアイテム」を組み合わせ、宝探しゲームのようにアイテム収集する体験を融合しています。
結果として数多くのプレイヤーに、アイテム収集や着せ替えを楽しみながら、すべての出展社スペースを周遊していただく体験を提供することができました。

■ ambr代表取締役CEO 西村 拓也よりコメント

TGSVR2021は、世界三大ゲームショウの中でも初のVR会場をつくるという前代未聞の試みでしたが、多くの皆様の溢れるばかりのゲーム愛と挑戦心によって実現できたプロジェクトでした。TGS運営の皆様、プロジェクト統括の電通グループ、企画開発を担当したambr社内外の制作スタッフ、遊びにきてくださったゲームファンの皆様、そして何よりも、当時まだ企画書しかなかったTGSVRに、大事な作品をご出展いただき、開催にご協力いただいたゲーム会社の皆様に、改めて心から感謝をお伝えしたいです。
今年9月15日から、第二回目となるTGSVR2022が開催されます。関係者の皆様と協力して、昨年よりもさらに進化した体験を用意しております。ゲーム愛溢れる”ダンジョン”にぜひ遊びにきてください。

※本記事に記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。


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