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ambrが注目するメタバース最新ニュースまとめ【2023年10月12日】

こんにちは、株式会社ambr PRチーム 伊藤です。

今回もambrがピックアップする最新のメタバース・VR関連ニュースをお届けします。



マイクロソフト、「Teams」から使えるメタバース「Microsoft Mesh」プレビュー版を10月公開

マイクロソフトは、コラボレーションツール「Microsoft Teams」から利用できるメタバース「Microsoft Mesh」のプレビュー版を10月に公開することを発表しました。3D空間でのWeb会議や没入型スペースでのコミュニケーションが可能であり、開発者向けのUnityツールキットも提供されます。既に多くの企業が先行利用しており、注目が集まっています。

メタバースやVRはエンターテイメントだけでなくビジネス利用や社会問題解決にも広がりつつあるように感じています。「Microsoft Teams」はすでに多くの企業が活用しているかと思いますが、この新しいメタバースサービスがどのように日常の業務に取り入れられていくのか、期待が高まります。


ゲーム会社が『VRChat』にバーチャルオフィスを開設

ゲームメーカーのMyDearestが『VRChat』をバーチャルオフィスとして利用し、リアル社員だけでなく一般の人々も無料で利用できるようになりました。バーチャルオフィスでは作業や会議だけでなく、破壊や落書きも許可されており、福利厚生も充実しているとのことです。MyDearestはVRゲームと『VRChat』の溝を埋め、VRの地続きを実現するためにこのバーチャルオフィスを作ったと述べています。

MyDearestのこの取り組みは、現代の働き方の変化とバーチャルリアルティの融合を象徴しています。『VRChat』をバーチャルオフィスとして活用することで、企業は新たなコミュニケーションの形を体現し、エンゲージメントの質を向上させる可能性があります。特に、破壊や落書きといった自由な表現が許可されている点は、従来のオフィス環境にはないクリエイティブな要素を加えており、これが社員のモチベーションやアイディアの創出に繋がる可能性を秘めていると感じます。


株式会社ホビージャパン、米VRChat社とのパートナーシップ契約を締結

株式会社ホビージャパンは、米VRChat社とのパートナーシップ契約を締結しました。これにより、ホビー企業のサポートやクリエイターの支援を通じて、ホビー・メタバース経済圏を活性化し、ユーザーに新たなホビー体験を提供することを目指しています。
「ホビー×VR」の組み合わせは、今後のメタバースの進展において、ホビー愛好者や新しいユーザー層を取り込む大きな魅力となるのではないでしょうか。

さらに、ホビージャパンが「ホビー企業のサポート」や「VRで活躍するクリエイターの支援」を提案している点からも、業界全体の発展を促進するプロジェクトとしての側面も強いと感じます。
VRChat社CEOのGraham Gaylor氏のコメントからも、ホビー分野のさらなる拡大を期待しており、両社の強い連携を感じます。

この提携はホビー愛好者にとって新しいVR体験の提供だけでなく、メタバースの中でのホビー文化の確立と発展を促進するものとして、非常に注目すべき動きと言えるでしょう。


メタバース空間を生かしきれ!広告配信サービス「VRコウコク」

AirBreakからリリースされた広告配信サービス「VRコウコク」は、世界最大級のソーシャルVR「VRchat」内に広告を配信するためのサービスです。個人や法人が0.2万円から広告出稿可能であり、手続きや支払いはプラットフォームで一元管理されます。広告はVRコンテンツの一部として表示され、最適なVRワールドへの広告配信が可能です。これまでの参入障壁を乗り越え、メタバース空間の広告活用が進むことが期待されています。

VRChatは世界でも数百万人のユーザーがおり、日本でも30万人前後のユーザーがいるといわれているソーシャルVRプラットフォームです。ユーザー同士の交流の場というだけでなく、音楽ライブやイベントなども開催されているため、企業やクリエイターのプロモーションにも効果的です。
手頃な価格から広告が出稿できる点は、個人や中小法人にもメタバース空間での広告活用の門を広く開けてくれる優れた取り組みです。


ソーシャルVR「Resonite」リリース 圧倒的な自由度を誇る新たなプラットフォーム

NeosVRの旧開発チームが手掛ける新メタバース「Resonite」がリリースされました。

「Resonite」は高い自由度を誇るVRプラットフォームと言えそうです。アバターのカスタマイズ、リアルタイム表情トラッキング、触覚ベストのサポートと、没入体験を追求した要素が詰まっているとのことです。

さらに、独自のビジュアルプログラミングや外部アプリケーションとの連携も可能ということで、かなり期待が高まっていると思います。日本でも利用が可能ということで、既存のプラットフォームのようになる日も近いのではと考えています。


実写並みの3D映像を高速描画! 新技術「3Dガウス・スプラッティング」でゲームやVRが格段にリアルに

アメリカで開催された国際的なCG学会・展示会「SIGGRAPH(シーグラフ)」で発表された新技術「3Dガウス・スプラッティング」は、実写並みの3D映像を高速描画することができます。この手法はフォトリアルな3Dシーンをリアルタイムで描画し、透明なガラスや複雑な植物なども自在に描写することが可能です。将来的にはVRやゲームへの応用も期待されているとのことです。

SIGGRAPHでの「3Dガウス・スプラッティング」の発表は、映像技術の新たな展開を予感させます。実写と見紛うような3D映像を即座に生み出すことが可能なこの技術は、ディテールな表現にも対応できるのが魅力です。ビジネスの視点で考えると、商品紹介や企業のプレゼンテーションなど、リアルタイムでの高品質な映像表現が求められる場面での利用が考えられます。加えて、ゲームやVRの分野でもそのポテンシャルは非常に高いと言えるでしょう。この技術の発展とともに、私たちのビジネスやエンターテインメントにどんな変化がもたらされるか、興味深く注目していきたいですね。




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