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Amazonでの広告について

こんにちは、Amazon研究家の鉄矢です。

当ブログでは、Amazonでの広告方法、または広告戦略について詳しく解説します。また、主にHelium 10を言うプラットフォームを使い、その使用方法、広告戦略に繋げる方法なども記載します。しかし、今回が第一回目のブログ投稿ということもあり、またAmazonの広告とはどういったものなのか、まだイメージができていない方も居られると思います。なので、Amazon研究家第1回目の投稿ではAmazonの広告について詳しく説明します。

Amazonの広告制度

まず初めに、広告制度についてですが、Amazonの広告ではPPC(Pay-Per-Click)というシステムが導入されています。ペイ・パー・クリックとはお客様が広告(商品)をクリックする度に広告費用が掛かるというシステムです。値段設定(1日あたり、キーワードまたはクリック毎)や広告期間は自分で決められるので安心です。
  例1)1万円/ 日、100円/ キーワード・クリック=100クリックまで広告可
  例2)8月1日〜8月31日まで

キャンペーンの種類

次に、スポンサーの種類について解説します。
Amazonの広告は主に三種類:スポンサー商品、スポンサーブランド、スポンサーディスプレイがあります。

スポンサープロダクト広告:

  • Amazon で関連するキーワードを積極的に検索したり、類似商品を閲覧したりしている購入者に、商品を宣伝しましょう。

スポンサーブランド広告:

  • 充実した魅力的なクリエイティブにより、購入客がAmazonでブランドや商品を見つけやすくします。

スポンサーディスプレイ広告:

  • AmazonおよびAmazon以外のサイトで関連性の高いオーディエンスにリーチして、ビジネスを成長させましょう。

広告方法:ターゲティング

次に広告の種類ですが、ここでもいくつかポイントがあります。まず大事なポイントとして、オート広告とマニュアル広告があります。

オートターゲティング

値段設定と広告期間以外は全てAmazonが請け負う広告タイプになります。時間がない方や、広告初心者の方には良いかも知れませんが、当ブログではあまり推奨しません。(理由は後に説明致します)

 マニュアルターゲティング

値段設定と広告期間以外にも、キーワードの調査、設定なども自分で請け負う広告タイプになります。

なぜマニュアルターゲティングを使うのか?

なぜマニュアルターゲティングを使うのか説明すると、広告するキーワードなどをAmazonが請け負うため、広告商品とは無関係な単語が使われていたりします。オートターゲティングは初心者の方や、テストランで使われるのには問題はないと思いますが、良い広告をしたい方、売り上げを上げたい方にはあまりお勧めはしません。

オークション制

次に Amazonでの広告で大事になるのがオークション制です。簡潔に言うと、オークションと同じ構成で入札額(他社・他者との比較)が大きいほど良い(露出のある)広告になります。入札額や入札方法は個人で決められます。スポンサープロダクト広告を例にしてみると:
  例1)1ページ目のトップ=入札額が多い=>露出が多い
  例2)3ページ目のトップ=入札額が少ない=>露出が少ない
どのページに、どの商品のカテゴリーに表示されるかは入札額によって変わります。

キャンペーンの入札戦略

次に入札方法についてですが、主に三種類の方法があります。

  • 動的な入札額 - ダウンのみ 

Amazonは、広告が販売につながる可能性が低い場合に入札額を随時引き下げます。

広告開始日より、Amazonがリアルタイムでモニタリングし、効果が薄く、露出度の低い広告の入札額を下げてくれます。

  • 動的な入札額 - アップとダウン

Amazonは、広告が販売につながる可能性が高い場合に随時入札額を上げます(最大100%)。販売につながる可能性が低い場合には、入札額を下げます。

広告開始日より、Amazonがリアルタイムでモニタリングし、効果が濃く、露出度の高い広告の入札額を上げて(上限100%まで)、効果が薄く、露出度の低い広告の入札額を下げてくれます。

  • 固定入札額

Amazonは、正確な入札額と、出品者様が指定した手動での調整額を使用し、販売の可能性に基づいた入札額の変更はしません。
 
広告開始日以降、入札額が変わらない入札方法。

マニュアルターゲティング: ターゲットの設定

次にターゲットの設定方法についてですが、主に二種類の設定方法があります。

  • キーワード

キーワードを設定して、お客様がそのキーワードを検索した際に広告商品が表示されます。

  • 商品

類似品やカテゴリーを設定して、お客様がそれらを検索した際に広告商品が表示されます。

キーワードを使ったターゲットの設定

キーワードの設定の中に、さらに三種類の設定があります。

部分一致

  • 任意の語順ですべてのキーワードを含む場合(複数形、変化形、および関連するキーワードも含む)

  • お客様が広告商品に類似した商品名またはキーワードを検索した際に、ページに広告商品が表示される。

  • ターゲットが広い。

  • 例)BBQ アイテム、焼肉 アイテム

フレーズ一致

  • 完全に一致するフレーズまたは一連のキーワードを含む場合。

  • お客様がフレーズを使って検索する際に、広告キーワードの順番が一致した際に、ページ広告商品が表示される。

  • ターゲットが広い。

  • 例)紀州備長炭 5kg → 備長炭 5kg

完全一致

  • キーワードまたは一連のキーワードと完全に一致する場合。

  • お客様が広告しているキーワードと完全に一致するキーワードを検索した際に、ページに広告商品が表示される。 

  • ターゲットが狭い。

  • 例)木炭、おが炭、備長炭


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