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武家の公家化

家族の中で、学校や職場の中で、自分の立場って守りたいですよね。
成績が1、2を争うほど優秀であると、それは自信であり、誇りでもあり、守りたくなりますよね。
野球やサッカーが得意で自慢でき、友達にも評価されていたら、それは自分の自信であり、誇りにもなりますよね。
その成績がカンニングで得たものであれば、それはズルイこと。
スポーツでもルールを守らず、不正を働くことは、他人を騙すことであり、自分の心に嘘をつき不信の種をまいているのです。

自分の欲に正直であることは大切なことです。その欲の為に行動することは素敵なことです。
そして、その欲の為の行動で、他人を傷つけたり、騙したりすること、嘘をつくことは、自分自身の名誉を著しく傷つけるだけではなく、自分の魂を傷つけ貶めること。

物を売ったりサービスを提供する時に、騙したり、嘘をつくことは、ドロボウと同じです。
それが命に係わるようであれば殺人となります。
為政者が問題解決の手段として他国や人々に対して、軍事行動や戦闘を選択するとそれは殺人なのです。
官僚が利権をつくりそこから金銭を得るということはドロボウなのです。

他人を脅したり騙したりしない。そして他人を傷つけない、ということは自分を大切にしているということです。
自分が得たい結果を得るために、ほとんどのことは自由にしていいのです。しかし、他人を傷つけたり騙したり、嘘をつくことはいけないことなのです。

海外の為政者を責める前に、日本国内の為政者がその欲を満たし、なおかつ公の欲も満たすように、なる事が大切です。
地方議員はさておき、まずは国会議員の所得を大きく上げてその欲を満たす必要があります。年収1億円以上あってもよいのではないでしょうか。その代わり、公の欲を満たさずに己の欲だけ満たしていたら、それは切腹もの。
人の上に立つ、国会議員や国家公務員には、昔あったような切腹という制度が高貴な処分として似合うのではないのかと思うこともあります。
公家化して制度から金銭を得ようとする公家のようになった国会議員や国家公務員は、日本国の運営者としての気概を持っているのだろうか。

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