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リアルタイムでフィジカルな場所に戻らない選択肢があってもいい

塾の勉強も、仕事の打ち合わせも、オンラインに切り替わって、それがほぼ日常化してきたけれど、そろそろこれまでのフィジカルな場に戻りそうな気配。

ただ、これからはたぶん、実際に空間と時間を共体験する場での授業や打ち合わせ、っていうのは一つの手段にすぎない気がしています。

というのも、塾に関して言えば、最初は講義動画の視聴で、その後オンラインでの授業(時刻指定&通常の授業時間&ほぼ一方通行)になったんですが、これまでの対面授業に比べて価値が下がったかというと、そうでもなさそうでした。

むしろ自分でわかっている教科は受けなかったり、いつでも見れる動画視聴の方を選んだり、参加の仕方もこちらの画面は映さずに映像だけ見聞きしてたりする。つまり自分で必要だと思う時、内容だけをうまく利活用していました。

(もちろん、ちょっと双方向で楽しい、知っている子と一緒に参加できているという面もあるので、リアルタイムのオンライン授業が不要ではないですし、そういう少し拘束性のある授業がないと、自分では集中できない、ってこともありそうですが)

仕事で言えば、もともとコミュニケーションが薄い自分だったので、オンラインになってもあまり変わらず、業務の大半はメールやチャットで済んでいます。さらにセミナーに関して言えば、オンラインだと移動もしなくていいし、見逃しても後から見れる(さらに1.5倍速とかすごい快適)メリットが大きいです。(あとは荒ぶる声や、脇汗垂れる空気を感じないのもありがたいです)

では、リアルタイム&フィジカルな場の意味って何だろうと思うと、例えばテストの成績順でポジションが決まる教室とか、職場の方がディスプレイがでかいとか、チームで何か達成した時の胴上げ&くす玉とか?(したことないけど)

自分でもそこじゃなくて、多分人間的な何かを求めていることはわかっているのだけど、ただ今後リアルタイム&フィジカルな選択肢だけに戻ってしまうのは辛いよね。

塾なら対面授業しつつ、そこにオンラインで入るもあり、後日レコーディングした動画を見るもあり、みたいな選択肢が欲しい。

仕事なら会社自体が業務をするためよりは福利厚生というか、楽しい部室のような位置付けでもいいと思います。全員がそうではないと思うけど、全員が同じことをしなくても、うまくいくことがわかってきたのだから。




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