投稿二日目。

 勢いで始めたnoteで、【毎日更新】を目標にしてやってみることにしましたが、毎日更新をどの程度続けていけば良いのやらと考えていました。

 考えてみたところ、これが続けられないようであれば物書き自体が自分にとって向いておらず、意義を持てなくなってしまっては時間の無駄だろう。やる気がなくなった時に筆を折ろうと思います。
 しかし、こうした執筆を日常の一コマに導入して慣れるまでは多少の時間がかかるかもしれません。典型的な三日坊主である私は一度はてなブログで大した更新もできず「筆を折って」しまったのです。noteは私の人生を前進させる為のツールであり、多少面倒だと思う日があっても「書いていないと苦しい」と感じてしまうくらい書くことを好きになっていたい。
 しかしこの「筆を折る」という表現、いかにも文筆家の使いそうな表現であり、これを一ライター志望の私が用いるのは少し気恥ずかしい。

 どうせ何か目標を決めてやるなら、何か形になって誰かの心に爪痕を残していきたい。今はまだ面白い文章が書けるかどうかもわからないし、面白いことがあっても文章でよりその様子を100%文章で伝えることなどできる自信がない。だからこそ書き続けて、それができるようにしていくのだ。


 こうして書いていくうちにいろいろと決心が固まってくる。書くまでは全くこのような高尚な考えを持つことができておらず、最悪このnoteもやめてしまおうとさえ考えてしまった。こうした怠惰な思考に至ってしまった原因は昼寝にある。

今日の予定
6時半 起床、朝食
7時半 部活
10時 帰宅、シャワー、読書
12時 昼飯、食べながらアニメ観賞
13時 昼寝
13時半 執筆開始

 以上の予定だった。だが執筆を始めたのは15時になってしまった。それまでは予定通りの順調なQOL高めの生活を送っていたのに……。

 昼寝は私の大学生活を狂わせた大きな要因の一つだ。
「狂わせた」は少し過言だったかもしれない。とにかく、私の成長を停滞させた誘惑の一つであり、まだこれに打ち勝つこともできていない。
 

 昼寝は20分程度が適切らしい。それ以上寝てしまうと深い睡眠に入って起きることが困難になり、そんな中無理やり起こすことで心身ともにだるさを感じてしまうのだとか。
 長い睡眠を取りたいなら90分ほど寝ても良いという情報もあったが、私の場合それだけ寝てしまえば夜に寝られなくなる。
 今日も20分程度寝て、少しリラックスしてからこのnoteの執筆に取り掛かろうとした。しかし20分の睡眠なんて感覚としては一瞬で、目を閉じて数秒カウントされた程度にしか感じない。スマホのアラームに従って起きてみるも、こちらは暑い中部活から帰ってようやく休めて、冷房の風によって冷やされた布団をもっと堪能していたいのに、もう起きなきゃいけないなんてひどい話じゃないか。掛け布団を抱き、寝返りを打ってもう20分。これももう一瞬で過ぎ去ってしまう。まだだるい。反対方向に寝返りを打てば冷えたシーツもまだ愉しめるし、体を起こしてみても頭はボーっとする。体が「寝ろ」と叫んでいるようにしか思えない。また20分寝る。それでようやく自分がいかに惰眠を貪ってしまったか後悔し、冷えた布団の心地よさも身の毛のよだつものに感じられて初めて飛び起きる。またやってしまった……。

 同じ部活の人たちは授業など関係なく、午前に部活が終わった後は午後にそれぞれ勉強をするのだとか。一方私は布団の誘惑の儘に寝て、気付いたら日が暮れ、夜は満足に眠れない。私の大学生活、授業の無い休日や長期休暇はそんな一日がほとんどで、気付いたら4年生だ。

 未だ睡眠欲には勝てていない。何度か打ち勝ってみせたこともあったが、一度眠った体を起こすということがいかに骨の折れることか実感したのち、長くは続かない。

 睡眠欲にはもともと弱かった。高校も授業中はよく眠くなるし、昼休みの後は特に上から鉄板でぐいぐい押されるような体の重さを感じ、結局シャットダウンすることもしばしばだった。こうならない為にも、周囲が友人と談笑している傍で机に突っ伏して昼寝する。最初は周囲の目が気になってできなかったが、次第に慣れ、友人のいない孤高な存在なるものになった。そんな存在感、求めていなかったが。

 これで近い将来、社会人になりオフィスライフを送ったらどうだ。一時間という限られた昼休みの中で、同僚・先輩に誘われてお昼に付き合ったら昼寝の時間など持てない。しかし昼寝をしなかったら午後業務に支障が出てしまう。一人でそそくさ昼食を食べて昼寝に入る人になることを認めてくれる職場であれば良いのだが、就職の面接や説明会の質問コーナーで「昼寝させてくれませんか?」などと質問できようか。

 昼寝問題は解決しなくてはならない。昼寝を最小限に留め、最終的には昼寝をしなくても良くなりたい。


Amayori

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