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50歳で大学に入学した話。

私は今年50歳を迎えた。

前からずっと50歳になったら
決めていた

、、というわけではなく

ほぼ突然思い立って
大学に入学した。

今年に入り心理学の勉強をはじめてみたら
思いのほか楽しくて
もっと深めたくなったのだ。

そこで思いついたのが
心理学系の大学に行こう、だった。

そう思い立ったのは今年の2月ごろ。

願書が確か2月末までに提出だったので
バタバタと書類を集めた。

わたしの希望の大学は
通信制で
おまけに試験などもなかったので
高校の卒業証明書を取り寄せるくらいで
すんだのだが
それでも結構バタバタした。

高校の卒業証明書は
郵送の取り寄せでもよかったのだが
申請してから到着するまで
時間がかかりそうだったのと
通っていた高校へ行ってみたいのもあり
32年ぶりに母校へ。

まさか人生でもう一度
高校を訪れることになるとは。

なにが人生で起きるかわからないなと思った。

久しぶりの母校は意外に
変わっていなくて
32年前の面影を残していた。

その日は誰もいなくて
校庭をしばし眺めたりできた。

懐かしいなあー。
あそこでサッカーしてるの
みてたなあ。
この学食で休み時間にパンとか買ってたなあ。

事務手続きの際に
卒業証明書が必要な理由を聞かれ

「進学です」

というとき
なんだかちょっと嬉しいような
感覚だった。

進学て!

50歳やで。

でもなんだか
うれしい気分だった。

これから4年間
どうなるんだろう。

ちゃんとやれるのかわからないけど
とりあえず始まった。

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