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汚部屋の住人からミニマリストへ。少数精鋭を心がけることで自分自身も変化していった話。

20代の独身期間は5年ほど
一人暮らしをしていた。

最初のうちは友達など呼べたのだが
そのうち誰も呼べないような汚部屋になった。
残業や徹夜続きで忙しくなり
片付けようという気がなかった。

休日の最優先は寝ることだった。

20代の私は優先順位として
「家を片付ける」というのは
めちゃくちゃ低かったように思う。

今は優先順位の一位が「家を整理すること」に。

整理すると
めちゃめちゃ気持ち良くなることに気づいた。

モノが多いと整理整頓に時間がかかるので
ある時期からどんどんモノを減らしていった。

一番最初に読んだのはカレン・キングストンの
「ガラクタ捨てれば自分が見える」
この本はめちゃくちゃ面白い。
何度も何度も読んだ。

(ここに書いたらまた読みたくなった。)

それからたくさんの片付け本を読んだ。

ある時、
近藤麻理恵(こんまり)さんの本を読んで
「いらないモノを捨てる」から
「ときめくものだけを残す」
ということを覚えた。

不要なものに目を向けるのではなく
好きなものに目を向けていったら
残せるものはめちゃくちゃ少なかった。

(いらないものはこんなに多いのに
今までどんな選び方してたんだ?)

ほとんどいらないものだった。

次の段階は手元に残した
「ときめくもの」や「必要なもの」の
バージョンアップだった。

鍋、フライパン、カトラリー、掛時計、おはし、
布団カバー、ソファカバー、炊飯器、テーブル、椅子、シーツ、洋服、お財布、スマホカバー
などを

少しずつ少しずつ
理想のモノに買い替えていった。

すると当たり前だけど満足度が上がるのだ。

布団に寝れば好きなシーツ、
スマホを見れば好きなスマホカバー
日常の質が上がることで、自分の気分も上がる。

これはモノを減らさなかったら
できなかったことだ。

モノが多いとそれだけ費用もかさむので
単純に買い替えることができなかったり
買い替えられたとしても妥協したりする。

そんな感じで私は整理は大好きになれたのだが
掃除は今も変わらずめちゃくちゃ苦手だ。

網戸とかお風呂の床とか
どうやったらいいのかわからない。
(とかいってズボラになる。)

本を読んで学べば
あっという間に習得できるのだろうが
勉強しようともしない。

掃除。今は好きではないらしい。

でもモノを減らすことをはじめてから
前より掃除もできるようになってきた
(気がする)。

汚部屋に住んでいた私がミニマリストみたいに
モノが減らせたのはなんでだろうと
今考えてみる。

・・・・(考えてます)・・・・・


・・・・・!

やっぱり時間の余裕もあるのかなと思う。
あとは本を読んで価値観が変わったこと。

「自分の身の回りの状態と心はつながっている」
ということを何かの本で読んだ。

それで
「自分とこの汚い部屋は一緒なのか」と気づき

じゃあ綺麗に片付けてみよう!と

無印良品で大量のプラスチック衣装ケースやら
ファイルボックスやらを買ってきて
整理整頓して「できた!」なんてやっていた。

その次の段階で断捨離ブームがきて
やっと「これっている?」となり
片付けの際に購入しまくった
「収納するもの」も処分した。

中にいれるものがなくなったから。

家の中がずいぶん整ってきて
少数精鋭になった頃に
仕事(パート)を辞めることになった。

本当に必要か?というのが
自分自身のとこまでやってきて
よくよく考えてみることになった。

お金そんなにいるかな?と考えてみたら
(なんとかなるか)という感覚になっていた。

以前は老後のことがなぜか大事だったんだけど
それより
今の時間が大事だなと思うようになっていた。

なんでそうなったのかはわからないけど
いろんなことがあって
価値観が変わっていったんだと思う。

ということは

これからもまたどんどん考え方や
価値観は変化していくんだろうな。

明日何を思いつくかわからない。
突然、何にハマるかわからない。

また書いていきたいと思います。


ここまで読んでくださってありがとうございます。

感謝。

ごろね婦人









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