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埼玉県民の日(2022年11月14日)

 初めて書くなら、何がいいかと思い、悩んでいたのでありますが、折角、埼玉県で産まれ、今も埼玉県に住み続けている訳ですから、

 「埼玉県民の日」

 で、書いてみようかと思った訳であります。
 
 明治4年に廃藩置県が行われ、「県」の統廃合があり、11月14日(旧暦)に「埼玉県」が誕生。昭和46年、それからちょうど100年目に当たるのを記念して、11月14日を「県民の日」とする。
(埼玉県HPより)

 振り返れば、埼玉県は明治4年に誕生したんですね。全く知りませんでした。
 明治、大正、昭和、平成、令和と時が流れ、151年、明治4年から現在経ったそうです。
 100年を例えば、人の生きられる生涯年数とすれば、一人の生涯はとうに過ぎて、第二の人生が始まった、自分から子へバトンタッチくらいの年数かと思うと、私が現在、42歳ですから、まだまだ人生の半分、折り返し地点にも到達してないから、まだまだこれからじゃないか、とも思うわけです。
 ただ、歳を取れば取るほど変化を恐れて臆病になり、体力や勢いが削がれていく、老化といってしまえば簡単な言い訳で、転落したくないから、おかしい状況でも現状維持、とりあえず今、生活できているから、それがとりあえず心の安定になって、革命を、変わることを恐れてしまいがち。
 誰しも安定を願うもので、自ら年老いて、収入であれば正規社員として勤めていられるなら、固定収入は、会社は潰れない限りある訳で、生活できるのだという観念でいけば、悪いということではないので、当たり前の考え方です。ですが、その考えは、今、生活できるのであって、将来、生活できていけるかとは全く結びつかないと思うのです。何故かといえば、コロナ感染で解雇、地位名誉があっても、その時の流れで、安定など、すぐに崩れるから、です。
 脱線してしまいましたが、変化に応じて、変化していかないといけないかなと、今回の県民の日から遡って長い年月を、数字として客観的に見た時、改めて思った訳です。
 さて、明治と言えば、文明開花した時代、西洋被れなんて言葉と言われていたのに、西洋のものなら何でもよいという考えもあったそうなので、大きく考え方が変わった、そんな時代に埼玉県は誕生した訳ですね。勿論、他の県も藩を取り止めて統合していった訳ですから、他の県も同じなのですが、とりあえず、埼玉県民の日で書いているので、埼玉県でお話しさせてもらいます。

 一日、埼玉県全部を周るというのは普通に考えて、無理なので、行ける範囲で知らない埼玉県内を知ろうと思ったのです。そう思えたのも、

 西武線・埼玉県内限定
 埼玉県民の日 記念1日フリーきっぷ
 480円乗り放題(埼玉県の西武線のみ※一部東京に属するが路線的にok)
 
 というのがありまして、温かい場所でゆっくり読書したいと思ったのがきっかけでしたが、電車の中は暖かいし、空いていれば、各駅停車は地元、秩父からだと結構な時間を要するので、ちょうどいいかと思ったのです。お店に入ると、注文しないと居づらいなというのもあったので。家がそもそも、寒いのがいけないのですが(笑)
 
 行きは空いていて、暖かい日差しの中、室内も暖かく、座り心地も悪くないし、コロナで静かだし、読書に最適でした。いつも長く感じる乗車時間も、あっという間に、飯能。読書の力とはすごいわ、と思った訳です。
 ただし、飯能まで。そこからは、なかなか、読書する暇がなかった訳です。何故かといえば、スタンプラリーがちょうど行われていて、ついでにやろうと思ったからです。
 秩父、飯能、所沢、本川越にてスタンプを押してもらえるので、そこを目的地としたから、乗り降りで、ずっと座っていられなかった訳ですね。
 読書がメインだった訳ですが、見知らぬ土地、開発で変わった場所を沢山ちょこっとしか見れなかったですが、楽しかったです。
 一番は、西武球場。現在、ベルーナドームとなっている様ですが、行った記憶がないので、初上陸となった訳です。可愛らしい小型?列車も乗り心地といえば、さほどではないものの、鉄道マニア?少年が一眼レフで写真に収めたい程の価値はあるかと思います。レトロ感がすごく素敵ということですね。レトロなものが、好きな私としては、乗り心地というよりは、古き良き時代とまではいきませんが、昔はこういう電車が多かったのかもしれないと思うと、過去には行けませんから、馳せることはできて楽しいのです。
 西武球場前の駅を降りて、ベルーナドームへ行けたら良かったのですが、生憎、16時になって、体力も尽きてきていたので、遠目で我慢しました。白いライオン像がカッコ良いモニュメントになっていて、いつかは、初野球観戦を観たいわと思った次第です。その時は、地元、埼玉西武ライオンズと千葉ロッテマリーンズがいいなと思うのは、千葉もまた、私の好きな県で、彼女の生まれた故郷であるから、余計に、思い入れしてしまうのかもしれません。ただ、遠すぎるので、気軽に行けないのが、悲しいですが。

 川越にも足を運んだので、最後は、ちょっと触れますか。
 川越は、比較的近いので、訪れることは度々あるのですが、川越まつり会館は訪れたことがあった気がするので、初ではないと思うのですが、埼玉県民の日で、無料開放していたので、再度、見てきました。
 実際に、お祭りに参加したことはないので、お祭りに氷川神社にお参りした時にちょっと見たくらいなので、間近に実際使用している、山車(だし)だと説明があって、驚きでした。間近で、稼働中のものを見れるなんて、そうそうないですからね。
 秩父も夜祭が有名ですが、蔵に仕舞われているので、そうそう、実際に使われているものをいつでも見れるなんてことはないわけで、その点でも大変貴重かなと思った次第です。
 山車の一番上には人形があって、精巧な造りで、もちろん、山車自体も素晴らしい造りですが、目を惹きます。機会があったら、秋祭りという親近感、誕生月が秋なので、一泊してゆっくり観たいものですね。

 さてさて、こうして、埼玉県民の日は、ほぼ、練り歩き、よりも、電車に揺られる旅、でしたが、近代的な街並みもあれば、情緒ある街並みも見られて、電車だから、車窓から覗けるというのもあって、とても充実した一日を過ごせました。

 これも、一日フリーきっぷ、あってこそ。ありがたいことです。県民の日でお得感、電車乗り放題なかなか、この安さではできないので、また、機会があれば、ぶらり一人旅、電車やりたいなと思い、これにて。

 県民の日のテーマ性は問わないで、ただ、きっかけとしての書き物なのです。何事も、きっかけで、やれるということ、変化とはそういうものかと思う訳です。小さいことの積み重ねとも言います。そういうのを、私は、今後も大事にしたいなと思った昨日でした。


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