13年前、TSUTAYAのポップをつくってくれたあなたに
ごあいさつ
はじめまして。吉倉ヤスヒロです。最近おもったことがポロポロこぼれていくので、半分備忘録のためにnoteをはじめることにしました。
軽く自己紹介をさせてください。
平成4年3月11日生まれ、新潟県糸魚川市出身。音楽とカメラとレモンサワーをこよなく愛します。大学を卒業後、観光系広告代理店につとめ、各地の観光マーケティングに携わってきました。
その後クラウドファンディングプラットフォームを運営するREADYFORに移り、キュレーターとしてローカルやまちづくりを中心に様々なプロジェクトをサポートしています。
実家が景行天皇の御代から続く神社で、神主をやっていたり、FOYOというバンドで、ギターボーカルをやっていたりします。
伝えるってむずかしい
ぼくは仕事も家業も趣味も、すべてが伝えることに関わっています。
クラウドファンディング、神社、バンド。
文章であったり、言葉であったり、歌であったり、伝え方は色々とありますが、何かを伝えること、何かを起こすことでしか人は動かないと思っています。
でも、正直なにが人を動かすのかはわからないんですよね。
すごく小さいことだけど、いま思うとその後の人生を大きく変えたなぁってモノとの出会いってありませんか?
自分の場合それが地元のTSUTAYAでした。
あのとき目に止まったCDのポップ
東京に出たいと思ったきっかけが、音楽でした。
ことの初めは、地元のTSUTAYAのレンタルCDコーナーでたまたま目についたポップに、「ブリティッシュロックの金字塔!なんとかかんとかですごい!」って書かれていたんですね。(細かいところは覚えていないですが。)
それで手にとって聞いてみたのが、THE STONE ROSESというバンドのアルバムでした。
おー!めちゃくちゃいい!!と度肝を抜かれ、登校の時はいつも聞きながら通うようになっていました。
そこから、このポップってやつは実はめちゃくちゃ便利なのでは?と思いはじめ、そのTSUTAYAの色んなポップから音楽を覚えることになります。
「THE STONE ROSESが好きな人はこれ!Television」とか。
「轟音の中の耽美で静かな世界へ。My Bloody Valentine」とか。
今思うと、おいおい嘘ばっか言うなよと思うものもあったのですが、そこでは色んなバンドとの出会いがありました。
これがきっかけとなり、自分ももっと東京にいって沢山の音楽、カルチャーを知りたい!同じ趣味をもつ人たちと話したい!と思うように。
邪な動機かもしれないですが、そこから必死に猛勉強をして東京の大学に入ることができました。
顔も知らないあなたへ
実際東京へ出てみて、音楽だけじゃなく、地元を外から見つめる機会になったり、色んな人から刺激をうける仕事をしたりと、高校生の自分が想像していなかった世界を見ることができています。
誰がなにを発信して、なにがきっかけになって、なにが起こっていくのかは正直わかりません。
だからこそ、あのときポップを書いてくれた顔も知らないあなた、背中を押してくれたあなたに、心からありがとうと伝えたいです。
今度は自分が顔も知らないあなたに
再度になりますが、仕事柄、趣味柄、何かをやっぱり伝えることについて考えるわけです。
今後ここには、自分がの辿ってきた思考の履歴みたいなものをここにためていって、それが誰かのきっかけになればいいなぁとぼんやり思っています。
厚かましいですが、つぎは自分がその、顔も知らないあなた、背中を押してくれたあなたになれればと。
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