見出し画像

【高見澤海人】2022.4.2 彩湖・道満グリーンパークデュアスロン大会 総合10位

最後にレースに出てから778日
ようやくレースに戻ってきました。

復活までの云々はこちらに

前置き

2月にひょんなことからランニングシューズを購入したのをきっかけに、マラソン大会にエントリーしようかなと思っていたところ、ラン―バイク―ランからなる「デュアスロン」なる競技があるらしい。

ランだけなら経験値的に敵わないけどバイクあれば何とかなるか、やったことないし、なんか楽しそうと軽い考えでエントリー。

そこからランは2月38km、3月67kmと突貫工事で練習してきた。エントリー直後は1st Runの足切りが1hであることにビビってたけど練習積み重ねていくうちに欲が出るくらいには出来た。

バイクも今年1月からまともに乗り始めたけど、減量に対してランと相乗効果が働いた結果、7kg減(年始比)。日に日に走れるようになる感覚から不安は減って当日を迎える。

日々の練習日記はこちらに(宣伝ばっかですんません笑)

レース当日(スタートまで)

スタートは7:45。7時に彩湖開門ということでバイクでアップ兼ねて現地へ。脚の調子は悪くなさそう。ただ寒い。予報だと一桁℃は間違いなさそう。

具なしパスタと、ヌテラバナナパンを食べてエネルギーばっちり(と思っていた、この時は)。会場に着くと絶賛準備中でアットホームな雰囲気。運営の皆様にはどんなイベントでも感謝しかない。ありがとうございました。

チームからはトライアスリートの秋葉さん。と、何度か練習付き合ってくれた友人いっちーがエントリー。経験値では劣るけど、体力と気合で一矢報えればと思ってた。

レースは1st Run:10.56km→Bike:82km→2nd Run:9.44km=計102km。

寒さは感じるものの、脚出してる人しかいなかったので直前でレッグウォーマーを外して生足でスタート。

1st Run 0’45(4:13min/km) 12位

最前列でやる気満々

号砲とともに定刻スタート。最前列でスタートするも、最初の10歩くらいでペースの違いを感じる。あっという間に3m,5mと差が空き察する。

スタート直後

ロードレースならスタートからそんなことはないので、先頭が見える位置で少しでも、、と思ってしまったのが間違い。ついて行けないなぁと思いながらマイペースで走ろうと思い、腕時計見ると4min/km。こんなペースで走ったことなかった。

コース幅広く景色もひらけている中で、自分の速度を感じれておらず自然とハイペースに。高速道路に入った後アクセルふかしちゃった軽自動車みたいな感じ。

ぐんぐん離れる先頭に諦めの気持ちを持ちつつも、どこかで着いていかなきゃという気持ちが捨てきれず、ペースダウンしようにも極端に落としきれない。事前の想定は4:50だったのに、走り切ると4:13min/km。予想以上のハイペースで、比較的ランを前目で通過出来たことに安堵する一方、疲労は次のバイクに持ち越し。

Bike 2’25 (34.1km/h) 7位

ランの遅れはバイクで取り返さねばと謎に気張ってしまい、前半から飛ばしてしまう。

スタート直後の1周目に寒さと疲労ゆえに右ふくらはぎに痙攣を感じ、若干冷静になるも、リレーのバトンパス直後、駅伝のタスキが繋がった後、ダッシュしてしまうような感覚で、近くに見える選手や折返しで距離が近いことが分かる選手を目標に少しでも前に前にと欲が出てしまう。

時間とともに強くなる風も相まって、30kmを過ぎたあたりでしんどくなってくる。補給を食べるも、半分の40kmを過ぎた頃には大きくパワーダウン、1周17分半を刻めていたペースも、5周目に18分を超えてしまってからは1周ごとに30秒増、15w減と右肩下がり。

全然エアロじゃないけどこの時はこれが限界

苦しいインターバルに耐えるように蛇口を出したり締めたりする力よりも、まだタンクに水が沢山ある時に欲をかかずマネジメントして、蛇口を如何にチョロチョロ絞れるかが肝。分かってても、知ってても、出来るかどうかは別。ここは伸びしろということで。

2nd Run 0’53(5:39min/km) 29位

既に満身創痍だが、まだ残っている。トランジションで靴を履き替える動作ですら攣る予兆が訪れるので慎重に。

スタート直後の普段ならなんともない橋が壁に見える。ランは残酷で進まなきゃ進まない。ちょっと漕いで下り坂があれば何とかなるもんじゃない。

Bikeで攣りそうになったふくらはぎは無事だが、ハムがやばい。攣ったら動けないのは分かってるのでギリギリを攻めて走る。途中何人かに抜かれるも、もはや自分との戦い。結局2nd RunはBikeで自分が先行していた4人に抜かれた。

最後はよたよた歩くのもやっとという位でゴール。

総括

同じ乗り物でも全く別の競技だし、新しい扉を開いた感じ。
トライアスリートは偉大だ…。とても苦しかったけど、疲労と痛みに耐えてやりきったのは経験になったし、何より楽しかった。

4月下旬からはロードレース。ランニングも適度に続けてまた参加したい。

参照

全日本トライアスロンクラブ 2022年04月デュアスロン大会写真集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?