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渡部昇一流『四書五経』の解釈 172

😈 鬼のことは話さない 😈 (『論語』先進第十一)

🌏 未だ人に事うること能わず、焉んぞ能く鬼に事えん 🌏

人に仕えることもできないのに、どうして鬼に仕えることができるだろうか。

これはオカルト的なことを聞かれた時の孔子の答えである。

孔子は「オカルトについては何も言わないよ」という態度を常に示している。
その意味で、孔子は非常に合理的な考え方の持ち主である。
自分の口にすることは常識でわかる範囲のことなのだ、と言いたかったのであろう。


オカルトとどう関連?

孔子にとって鬼はオカルトらしい。
それはそうですよね誰も鬼を見たことはありませんし、
鬼について誰も何も知りませんものね。
しかし、人間が持っている「気」ですね。
私はこの「気」こそ魂と思っています。
オカルトはこの「気」によって或る現象が起こるのだと思います。
或る現象というのは様々ありそれを特定することはできません。
仏教には「縁」「因果」「因縁」と目に見えない世界の言葉が非常に多いです。
「気」というのは目に見えません。
だから、「空気」を読めなどの言葉が生まれるのでしょう。
例えば人の前で初めて話をされる方などは
その場の空気とでも言いますかあるいは雰囲気ですね
そういうものに威圧され何をどう話せばいいのかなど
すっかり記憶から消えたりするそうですが、ご経験は?
で、今朝もある人に話したんですが、
仏性ですね。お釈迦様が一生懸命努力した結果身についたものです。
この仏性をですね身につけたら見えないものが見えてくると思います。
ただ仏性を身につけるのはやってしまえば簡単ですが、
やり続けるのが困難だと思います。
何故ならば戦う相手は自分だからです。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😄


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