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昨日・今日・明日

♠️ 明日は明日の風が吹く

今日できることは今日中に済ませておく方がいいということです。
なぜなら、明日は明日の予定があるからです。
そして、昨日と今日は絶対に違うのになぜか
「いつもといっしょ」
になってしまっています。
だから、映画を見たり、スポーツ観戦したり、して気分を変えようとします。
単純に気分が変わればいいのですが・・・・・。
これが平和ボケというものでしょうか?
かといって、風が吹きすぎても困ります。
こんな時、日本語には便利な言葉があります。
「あんばい」です。
塩梅・按配・按排と書きます。
「いいかげん」や「ほどよく」という意味になります。
人間の生き方にも「中庸」というものがあります。
書物もあります。四書の一つです。
孔子の孫、子思の作と言います。もと『礼記』の一編でしたが、
宋儒に尊崇され、別本になったそうです。その際、
朱熹が章句を作って盛行に至ったそうです。
このnoteに参加されている人の中にも本を出版されている方が多くいらっしゃいます。
誰もが本を出せる時代になったようです。
私も子や孫のためにもまた、自分の喜びのために本を作りたいものです。
自費出版というものですね。
また、この「中庸」という概念はアリストテレスの徳論の中心概念でもあります。
過大と過小との両極の正しい中間を知見によって定めることで、その結果、
徳として卓越するというものです。
例えば、勇気は怯儒と粗暴の中間であり、かつ質的に異なった徳の次元に達するというものです。
よって、
昨日は昨日、明日は明日、そして、今日は今日で、過去にも拘らず、
未来にも引きずらず今日を今日として生きる、つまり、割り切り、が
大事だということです。

では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊

〈今日の一言〉

人生の目的が、崇高な目的のために努力することや、私たちの死後に残される人々のために、この混乱した世界をより良い場所にすることでないとしたら、いったい何だろう。

ーウィンストン・チャーチルー



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