渡部昇一流『四書五経』の解釈 237
😈 敏速にやる (『論語』尭日第二十)
🌏 敏なれば則ち功あり
ちゃんと敏速にやれば成果が上がる、ということである。
敏速ということに心地よさがある。
【2024年4月20日(土曜日)晴れ時々曇り8℃〜24℃】
爽やかな季節を迎えました。
昼間はもう夏を思わせる暑さになりましたが風もあり、また、
湿度も低いので爽やかさが優っています。
花もそれを心地よく思うのか一気に開花します。
色とりどりのチューリップはその凜とした姿で
人々を楽しませてくれます。人が花と一体化するのです。
これほど素敵なことはありません。
束の間の喜びを目一杯に楽しみたいですね。
大型連休は今年も家族を喜ばせてくれるようです。
が、その一方でお正月に震災に遭われた人々があります。
その人々も花を愛でていらっしゃるでしょうか?
是非そうあって欲しいですね。
阪神淡路大震災も一月でした。
段々と春へと向かう中季節の行事を味わっていたように思います。
また、それが生きる希望だったように思います。
あの頃は人々が協力関係にありました。が、
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というように
不景気の最中人々の関係は利害が強くなりました。
そこへ今度は東日本震災です。
東北の春の訪れが遅いように復興もまた遅かったですね。
おまけに原発事故。責任の押し付け合いが醜さを招きました。
苦い記憶を引きずる中、今年の能登半島地震です。
今度は交通網に泣かされました。
混乱を避けるために自粛がなされました。
しかし、能登半島の人々は強いですね。
自らの力で道路を復興させたのですから。人の知恵は素晴らしいです。
また、協力という関係で力を合わせていくという姿は美しいです。
が、なぜでしょうね。一人になるとその力を失ってしまいます。
確かシルレル(F・シラー)の言葉だったと思います。
「一人立てる時に、強きものは真正の勇者なり」と。
ひょっとしたら、人生は協力と自力を養うことかもしれません。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😄
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