人間の真価③
🐢何でも、断定することはいけない。
断定した時、そのものは、
既に別なものになっている🐢(小説家・田山花袋)
何事につけても断定してしまうのは良くない。なぜなら、断定した時、そのものは、
もう別なものになってしまっているからだ。
自然とはそれほどつかまえにくい存在と言えるだろう、と説明している。
自然に対してだけではなく、あらゆる事物、むろん人間に対しても、
断定的になるのは危険である。
本当に、ある対象に深く迫ろうと考えたら、まず、
疑ってかかるのが第一歩ではなかろうか。
「あの人は多分こう思っているだろう」
ではなく、あの人はどのような考え方をしているのか。
自分と同じか、違うか、どう同じか、どう違うのかから検討していかなければ、
真の理解には到達できない。
➖「座右の銘」研究会➖
では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます🙇♀️
ありがとうございます😊
➿今日の一言➿
己れがまず進むべき地に進み、
「我に続け」
と言ってこそ人も進んでくるのである。
真に人を進ましめる道はこのほかにない。
〈蒲生氏郷〉
蒲生氏郷(がもううじさと):安土桃山時代の武将。近江蒲生の人。
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