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スピリチュアル=精神


♠️  肉体と精神

人はこの肉体と精神を持った生き物である。哺乳動物は多かれ少なかれ精神を持っている。
その証拠は芸をするからです。蛇も時として芸をします(コブラ)
現在はコブラの捕獲が禁止されていますので蛇遣い職が激減しているとか。
二歳からキングコブラと一緒に生活し、キングコブラを知り尽くし、一人前になるまでに十年かかるそうです。
それからオウムやインコも言葉を覚えます。ヤマガラはおみくじを引きます。
犬や猫もそうです。つまり、人間と一緒に生活するとこうなるのでしょうか。
像だって絵を描きます。像といえば悲しい物語を思い出します。
戦時中のことです。食料不足で動物を飼育できなくなった動物園での実話です。
お腹が空いた像が餌が欲しくて懸命に芸を披露するお話です。
今も悲しみで胸が痛みます。

この瞬間は肉体と精神が一体となっています。
深い悲しみや怒り、また、喜び楽しむ時もそうです。
恨みは奥深く眠っているのでしょうか。この恨みが起きた時、さまざまな感情が噴き出します。この時、胃の粘液が出、肝臓も破裂寸前になります。
嫉妬もまたそうです。悔しさで頭に血が上ります。
この瞬間、肉体と精神は良くも悪くも一体です。

だから、肉体を健康に保つため、知恵として笑いと感謝を人は覚えたのです。
感謝は宗教が教えます。笑いはおかしいこと、滑稽なことで起こります。
特に他人の失敗は手を叩いて喜びます。

こんな状態を好むものはいません。必ず抜け出そうと人はするものです。
が、中にはこのぐらいのことでへこたれない人も存在します。
これがいわゆる人の性質です。しかし、こうしたことはあまり人は意識しないものです。
が、中にはこうしたことを考える人もあります。
これがその人特有に与えられた個性というものです。
しかしながら、こうしたことは日常生活において見抜けないものです。
なぜならば、人はそう単純ではないからです。
特に現代のように知識がありすぎる世の中にあっては尚更です。

ですから、人はスピリチャルに目覚めないといけないのです。
そして、その知識は至る所に出回っています。
だから、知っていることとしてわかったつもりになっています。
でも、そうしたことは行動に表れていません。行動になってこそ本物です。
それを感じられるのは身近で生活を共にしている人だけです。
その人だけにでもそうした行動を起こせば何かが変わります。
もちろん瞬時に変わるものではありません。
鍾乳洞の水のように一滴一滴落とし続けなければなりません。

では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊

〈今日の一言〉

精神なる言葉は、脳とその個々の部分、あるいは器官の全体の神経系統をも含めての全体の活動についての、いわゆる集合概念ないし一般的総合的表現に他ならぬ。

ピュヒナー『力と物質』





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