渡部昇一流『四書五経』の解釈(142)
礼儀は和を保つもと(『論語』学而第一)
🌏礼の用は、和を貴しと為す🌏
礼儀の効用は、和を保つことにある。
「和を以て貴しとなす」というのは聖徳太子の有名な言葉である。
聖徳太子の場合は、広く大きな意味で言っているようであるが、
論語の場合はより身近な感覚として「和を貴し」と使っている。
これは礼儀を重んじる必要を言っているわけだが、
それが和を保つのに大きな役割を果たすことは言うまでもない。
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礼儀の効用は、和を保つことにある。
「和を以て貴しとなす」というのは聖徳太子の有名な言葉である。
聖徳太子の場合は、広く大きな意味で言っているようであるが、
論語の場合はより身近な感覚として「和を貴し」と使っている。
これは礼儀を重んじる必要を言っているわけだが、
それが和を保つのに大きな役割を果たすことは言うまでもない。
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