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私の進むべき道

♠️ ひたすら奉仕

人が人の世界で生き抜くのは厳しいものがあります。
若い頃は血気も盛んですので無茶振りを発揮したりしますが、
加齢とともにその血気も下がり、体力も下がりと、
若い頃のようには行動できなくなってしまいます。
こんな時にまた輪をかけるように精神にも寂しさが隠せなくなります。
そういう状態の時に夕日を浴びたりしますと、不思議に力が蘇ります。
これは人間が一自然物だからでしょう。
よくパワースポットとか申しますけど、そういうものは美しい自然の中には
たくさんあるようです。
大都会でさえその自然は残っています。まあ、探すのは困難ですが、
植物園などはあるでしょう。

が、人間はいつもそのように前向きにはなれない場合があります。
それは見るからに不幸な人を見かけた場合です。
例えば、身の上の不幸です。こういう不幸を慰めることはできません。
同情はできても、その同情は受け入れられないと思います。
かといって見捨てられるものでもありません。
きっと、そういう人は常に周りから見捨てられたと思います。

上には上の悪、下には下の悪が存在するようです。
このような悪の対処はキリストが得意なのかもしれません。
すなわち、西洋にはこのような悪で満ちているからです。
これが西洋と東洋の思想の違いなのかもしれません。
その東洋もそれぞれの国によって一括りにはできないものがあります。
これは西洋にも言えることなのかもしれません。

では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊

〈今日の一言〉

それ人道の勤べきは、己れに克つの教なり。己れは私欲なり。私欲は田畑に譬ふれば草なり。克つとは、此の田畑に生ずる草を取り捨つるを云ふ。己れに克つは、我心の田畑に生ずる草をけづり捨て、取り捨て、我心の米麦を、繁茂さする勤めなり。是を人道と云ふ。論語に己れに克て礼に復(かえ)るとあるは此の勤めなり。“克己復礼“

〈 二宮尊徳(夜話6)〉





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