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第一・第二・第三と続く人生

♠️ 第一の人生と第二の人生

第一の人生とは誕生から義務教育と学生生活までをいう。
親の影響を諸に受ける時代です。
親とどういう関わり方をしたかで第二の人生に大きな影響を与えます。
なんせ、高校・大学は義務教育ではありませんので親の了解と援助を必要とします。
私の時代にあっては親の仕送りなしでアルバイトしながらの苦学生が多かったですね。私もたくさんの方と知り合えたわけではありませんので実情を詳しくは知りません。ただ、私の周りには苦学生がたくさんいました。
しかし、高度成長時代の大学生は違いました。
遊び金欲しさにバイトをする人が目立ちました。親の脛齧りながら遊ぶってどういう神経しているのでしょう。私との年齢差は4〜5歳ほどでしょうか。
私の時代とは雲泥の差を感じました。
まあ、時代の違いをあれこれ言っても仕方ありません。
しかし、それは会社という組織内では意見の疎通が難しかったのではと推測します。
まさしく時代はドッグイヤーで数年違いでまるっきり生き方も異なりました。
その頃の私は人の生き方に是非を称える資格など持ち合わせていませんでした。
私も人に褒められるような立派な人生ではありませんでしたからね。が、また、貶される人生ではなかったと思います。母に言わせますと、
「せんでもいい苦労ばかりして」
に見えていたようです。が、身を落とすことで楽になることもあります。
そういう意味においては、私は親不孝です。滅茶苦茶親不孝です。
「立っているものは親でも使え」というタイプです。が、脛は齧っていません。
言うなれば、親は私の無二の親友です。だから、足蹴りになどできません。
今でも親は大好きです。死ぬまで忘れることはありません。

で、結論から申しますと、就職は早くから決めて生活する方が賢明だということです。あれやこれやと迷ってばかりいると、いざ本番!というところで躓いてしまうものです。確かに人生には色々の出来事があり、運命が変わることはあります。が、どう転んでも、再起不能にまで落ち込むことはないかと。そういう意味で、どういう生き方をするのか、ということは若い頃から身につけておく必要があると思います。

では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊

〈今日の一言〉

非 は理に勝つ事あたはず

理 は法に勝つ事あたはず

法 は権に勝つ事あたはず

権 は天に勝つ事あたはず

天 は明らかにして私なし

如何なる権力者も、天には決して、勝つ事出来ぬなり。譬へば理ありとて頼むに足らず。押さるる事あり。且つ理を曲げても法は立つべし。権を以て法をも圧すべし。然りといへども天あるを如何せん。

ー夜話・二宮尊徳ー



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