見出し画像

2024「ENEOS 野球部」新加入選手徹底解説!度会に続くドラフト1位を目指す

今回は、ENEOSに入社が内定している5名の新加入選手について紹介させていただきます。まず、以下に一覧で紹介させていただきます。

・ハッブス大起(東北高校)投手
菅原謙伸(明治大学)捕手
有馬諒(関西大学)捕手
松浦佑星(日本体育大学)内野手
村上裕一郎(九州共立大学)外野手

第一印象として本当に素晴らしい選手たちが加入するなという印象を受けました。JABA東京スポニチ大会(2024.3.9開幕)で観戦できるのが今から楽しみです。


※ヘッダー画像引用(デイリースポーツ

📝ENEOS「ドラフト指名選手振り返り」

指名選手一覧(2014~2023)

2023:度会隆輝(横浜高校)DeNA1位
   糸川亮太(立正大学)西武7位
2020:藤井聖(東洋大学)楽天3位
2019:鈴木健矢(木更津総合高校)日本ハム4位
2018:左澤優(横浜商科大学)オリックス6位
2017:塩見泰隆(帝京大学)ヤクルト4位
   若林晃弘(法政大学)巨人6位
   齋藤俊介(立教大学)DeNA4位
2016:高梨雄平(早稲田大学)楽天9位
   糸原健斗(明治大学)阪神5位
2014:石川駿(明治大学)中日4位
   井領雅貴(桐蔭学園高校)中日6位

★感想 

過去10年のドラフト指名選手は上記のようになっている。10年間で12人ものプロ野球選手を輩出している名門であると言える。今季よりDeNAに加わる度会隆輝選手はその中でも唯一のドラフト1位選手であり、期待値がかなり高いと言える。ENEOSのスターの1人として期待したい。

1年に1人のペースでドラフト指名を受けていることからも、今回紹介させていただく5名の新加入選手も十分にNPB入りが狙える選手であると言える。それぞれの選手についてプレースタイルや将来期待することについて紹介させていただく。

ハッブス大起(東北高校)投手

ハッブス投手は東北高校出身の投手であり、高卒での入社が決まった。2023ドラフト候補としても名前が挙げられていましたが、プロからの指名はなく、ENEOSへの入社という形になった。高校生は社会人入社後3年経つとドラフト指名解禁年となるので、「2026ドラフト候補」ということになる。

アメリカ人の父と、日本人の母の間に生まれたハッブス投手は、188cm85kgの恵まれた体格から素晴らしい球を投げ込む。


東北高校は2022秋季東北大会で準優勝を果たし、2023春のセンバツ大会に出場した。センバツ大会では後に初優勝を成し遂げる、山梨学院高校と開幕戦で対戦し、惜しくも敗れてしまったが、ハッブス投手は強打の山梨学院相手に存在感を見せた。

vs 山梨学院高校の投球(センバツ大会1回戦)

先発登板し、4.2イニングを投げ被安打5、奪三振6、四死球5、自責点2の投球を見せた。2回に2度の死球を与えてしまうなど制球に苦しんだが、6つの三振を奪ったのは素晴らしいと言える。秋季大会では与四球率は4点台であったことから、制球力は壊滅的に悪いというわけではない。しかし、制球力に関しては今後の課題の1つになってくるだろう。

センバツ大会のハッブス投手を見たDeNAの元スカウト部長の吉田氏は、以下の2つの課題を提言した。

・「先発投手としてのスタミナ」
「変化球を投げる際の腕の緩み」

制球力や上記の2つの課題に関しては、ENEOS入社後に改善されることに期待したい。総じて、「将来性豊かな素材型投手」として、楽しみに追っていきたい。

菅原謙伸(明治大学)捕手

菅原選手で最も有名なのはこのプレーなのではないだろうか?

フェアプレーの姿勢が称賛され、一躍話題となったので覚えている方も多いのではないだろうか。花咲徳栄高校卒業後は、東京六大学の名門明治大学に入学した。

ここから先は

1,781字 / 1画像

¥ 100

この記事が参加している募集

野球が好き

記事を読んでいただきありがとうございます。「スキ」や「コメント」が私の励みとなります💛