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響木アオ失踪事件の顛末。#響木アオ

というわけでネタばらし(?)もあったので更新します。

なんだったんだ……と取り残されているファンの方も多いと思うので。私もその一人ですが……。

(引用元 https://twitter.com/salmon144/status/1199355028365905920?s=19

響木アオ古参おたくの赤坂まさかです。

響木アオ界隈で今起こっていること

① 11/23 アオライブLIVE開催
② その日の夜に「ありがとう」と言って立ち去る動画が投稿される
③ 動画サムネ、アイコン、ヘッダー全てが白一色に
④ PC画面を延々と映し続ける配信が告知なく始まる ←今ココ

何が起きている...?


(引用元: https://twitter.com/Fukumen_Ryman/status/1198467578953207809?s=19

いま界隈を賑わせている(?)これについて私なりに考えてみました。

まず出来事を整理してみましょう。

11/23 響木アオ 3rd LIVE 開催。
 「今まで本当にありがとうさぎ!」の文字。
 「推しは推せる時に推しておけ」発言。
11/23 動画「ありがとう」投稿。
 チャンネルの動画サムネ・アイコンが全て白くなる。
 後にTwitterも全て白に。
 タグには「さようなら」「また会う日まで」。
11/24 配信「.」が突如開始。
 ディスプレイが置かれた暗い部屋の様子が6時間に渡り中継され、@hibiki_ao宛のリプライと響木アオの過去動画が映し出される。
11/24 コアパン、16進数列をツイート。
 デコードすると「シュレディンガーの猫」に。

響木アオ 3rd LIVE 開催

11/23に開催された響木アオ3rd LIVE「NEW HIBIKI」。

こちらはクラウドファンディング「ProjectToucH」のリターンの一部で、右下にもその表記がある。元々は10月に開催が予定されていたが台風の影響により順延になったもの。

「NEW HIBIKI」というのは、漫画家のなつめえり先生による新衣装が発表されて初めてのイベントだったことから、新モデルによる生まれ変わった響木アオ、という意味と考えるのが自然だろう。

響木アオのTwitterアカウントでライブ終了後に投稿されたツイートでもそういった旨が書かれている。

響木アオ 3rd SPECIAL LIVE
〜NEW HIBIKI〜
supported by ProjectToucH 、
ありがとうさぎでした🐇
プレゼントもたくさんありがとうっ

新しいアオの誕生と共に、
みんなとの今までがたくさんつまった
とっても楽しい #アオライブ でした。

おつかれうさぎっ!
#ProjectToucHLab

https://twitter.com/hibiki_ao/status/1198234302976155649?s=19

なお、現時点では上記のツイートが響木アオ自身による最後のツイートとなっている。

ライブに残る違和感

(引用元 https://twitter.com/tukkiy03/status/1198277247645315072?s=19

上はライブ終了後にスクリーンに映し出された文字だ。「今まで本当にありがとうさぎ!」という意味深なメッセージに違和感を覚える。また、右下のサインも今までとは異なる新しいサインである。直筆サイン入りチェキ持ってるので分かります。

(引用元 https://twitter.com/mi_yaAS/status/1198377620343144448?s=19

こちらには新衣装の響木アオと共に「NEW HIBIKI」の文字が映し出されている。「HBKI」と読めなくもない(1つ目と2つ目のアイがたりない)がこれはそういったデザインだろう。

動画「ありがとう」投稿

事が大きくなり始めたのは動画「ありがとう」の投稿とチャンネル漂白のタイミングだろう。

(引用元 https://youtu.be/mNzuyALRkvQ)

つらくなるのであまり見ないようにしているが、この動画は主に下記の内容だ。

1. 「648日」
2. 「みんなと響き合った」
3. 「響木アオ」と響木アオの立ち姿
4. 顔のアップ。
5. 笑顔で「ありがとう」と言うような口の動き。
6. 寂しげな顔で向こうを向く。
7. 後ろ姿のまま白くフェードアウト。

ちなみに648日というのは、彼女が活動を開始した2018年2月14日からライブのあった2019年11月23日までの日数と一致する。

50秒間の動画。動画のタグ(投稿者が任意に設定でき、ソースやツールから確認出来る)には「さようなら」「また会う日まで」の文字。

(引用元 https://twitter.com/araisensei1/status/1198519899301171201?s=19

それと同時に(それより前だったとも言われている)、チャンネルアイコンとすべての動画のサムネイルが真っ白になる。

(引用元 https://twitter.com/tukkiy03/status/1198277247645315072?s=19

再生リストやチャンネル概要も同じく真っ白になっている。ちなみにチャンネルタグには変なものは見受けられなかった。

配信「.」か突如開始。

(引用元 https://twitter.com/Fukumen_Ryman/status/1198467578953207809?s=19

翌日、何の告知もなしに上のような配信がスタート。音声は無く、響木アオのグッズで飾られた薄暗い部屋のディスプレイには、響木アオの過去のYouTube動画と@hibiki_ao宛のリプライがリアルタイム表示されるのみ。魚眼レンズのような歪みがあることから、小型カメラのそういったレンズで撮影されているか、加工されているのであろう。配信では不適切な画像付きリプライも表示され、YouTube規約に抵触するのではとの危惧の声もあった。

この配信は日曜日に行われたこともあってTwitter等で話題になり、皮肉なことに彼女の普段の配信では見られない同接数だったようだ。動画「ありがとう」も投稿から数日にして平均の10倍ほどの再生数になっている。わたしはこれが悔しいです。

この配信は6時間続き、なにもネタばらしなどなく突如終了した。終盤は動画ウインドウにもエラーメッセージらしきものが表示されていて、余計にシュールな光景だった。

(引用元 https://twitter.com/1URCv8fgVM5VeHm/status/1198512202342264832?s=19

コアパン、16進数の数列をツイート。

謎の配信が行われた11/24の夜。響木アオの(ハロー側の)スタッフであるコアパン(黒糖揚げパンの略)のTwitterアカウントにて以下のツイートが投稿される。

53636872c3b664696e676572277320636174

(引用元 https://twitter.com/koapan_hibikiao/status/1198575524496330752?s=19

こちらについてした私のツイートが以下。

【#響木アオ まとめ】
コアパンさんが突如呟いた文字列「53636872c3b664696e676572277320636174」。これは16進数でデコードすると「Schrödinger's cat」(シュレディンガーの猫)に。

シュレディンガーの猫とは思考実験のひとつで、生きている状態と死んでいる状態が重なって存在する猫のこと。

(引用元 https://twitter.com/Masaka_asobu/status/1198577326579077120?s=19

ここまでが現在までに起きている事実である。

以下、考察。

前提として、これは響木アオ運営(コアパン)による大掛かりな演出であることは間違いない。ここまでの経緯からもそう考えるのが順当であろう。

また、引退や活動休止も考えにくい。もちろん、そう匂わせるメッセージがあるが、それはミスリーディング(誘導)である。

なぜなら、積極的な理由として「あからさまな『匂わせ』による話題作りであること」、消極的な理由として「響木アオ運営(コアパン)ならやりかねないこと」が挙げられる。

「話題作り」である根拠は、サムネイルの総差し替え(これは相当な手間である)が行われていることや、「わざとらしく意味深な生放送」、「コアパンTwitterの簡単な暗号」があったこと。特に暗号などの謎解きは銀河アリスやYuNiも話題作りのために用いた常套手段である。

「コアパンならやりかねない」ことの根拠は、コアパンは今までにも「悪魔の鏡号」や「手の実写化」など、VTuberの禁忌に触れかねない企画を頻繁にしていたからだ。

(引用元 https://youtu.be/gZrqN__ztR8

こういった今までの活動を見ていたファンからすると、件の謎配信もそこまで奇異には映らなかった……かもしれない。

「おとなにならないおんなのこうさぎ」は「シュレディンガーの猫」の夢を見るか?

響木アオのavaxの担当プロデューサー、かわもPはこのようにツイートしている。

私もみなさんと同じタイミングでYouTubeの異変に気付きました。

私が発言してしまうと余計に混乱を招くと思い、反応が遅くなりごめんなさい。

色んな憶測が飛び交っていますが、私が出来ることとして、こんなにたくさんの人がアオちゃんのことを思っていることをアオちゃんに伝えます!

(引用元 https://twitter.com/kawamo_p/status/1198626949398056962?s=19

かわもPが今回の企画の意図を知らないはずがないが、恐らく主体的に関わっている訳でもないので上記のようなツイートを投稿したのだろう。

バーチャルの身体は死なない。そう思われていたのも昔の話だ。現在の響木アオは真っ白な密室の中で、かつての動画やリプライがただ流れるディスプレイの前で風前の灯火のようなバーチャルの命を、きっと必死に燃やそうとしているのだ。シュレディンガーの猫のように。

おとなにならない、否、おとなになれないおんなのこうさぎである彼女は、今もどこかで、「観測」され、生き返れるその時を待っているのかもしれない。

観測されました

11/27 0:13 、その動画は投稿された。

というわけで、一連の失踪騒動は新モデル発表のための話題作りだったわけです。

はー、めっちゃ心配したけど戻ってきてくれてよかったー!

アオちゃん、コアパンさん、ありがとうさぎ😊😊😊

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と素直にはならないわけで……。

もちろんプロモーションは大事だし話題作りとしては成功だったのかもしれませんが、ファンにネガティブに少なからず思われてしまったのは避けられなかったのでしょうか。

でも新モデルかわいすぎるしいっか……。いいのかな……。

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