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「まだ大丈夫だ」と自信を持って先延ばしをしたはずなのに、あとになって「なんであのとき『大丈夫だ』なんて考えたんだろう」と不思議に思うことがありませんか?
先延ばしの決断をしたときには「大丈夫」と思える理由を自分なりに揃えていたのでしょうが、きっと楽観的になりすぎてしまっていたのでしょうね。


楽観視は危機感の欠如

楽観的になっているときは危機感が欠如していたりするものです。
「まだやらないで大丈夫っしょ」みたいに。
非常に危ないですよね。
楽観視してしまう機会を減らすために何らかの予防策を持っておけると良いです。

楽観視しないためには何より危機感を持ち続けることが大切だと思います。
危機感は病的に強く抱いてしまうと本当に病気になってしまいますので、適度な危機感である必要があります。
この点は注意してくださいね。
適度な危機感を持ち続けることができれば楽観視を抑止できる機会を増やすことができると思います。

楽観視による先延ばしの予防策として有用なタスクリストの作成

楽観視による先延ばしの予防策としましては、やっぱりタスクリストの作成は王道だと思います。
といいますか、タスクリストを作成して活用することは危機感を維持するために最低限必要なことだと思います。
タスク管理を目的としたタスクリストの必要性については、抱えているタスクが少なければタスクリストを作らなくても頭の中でタスクを管理できると主張する方もおられると思いますが、ここでは危機感を維持する目的としてタスクリストの作成・活用を考えていただければと思います。

危機感を維持するためにタスクリストを作成して活用しようとすると、必然的に「日々のタスクリスト」と「中長期のタスクリスト」の二つのリストを作成することになると思います。
この二つのリストのうち、特に「中長期のタスクリスト」が重要になってくると思います。
「中長期のタスクリスト」が自分の抱えているタスクの全体像を把握するのに役立つからです。
自分の抱えているタスクの全体像を常に把握している状態とそうでない状態とでは危機感の持ちようが違うことは想像できると思います。
自分の抱えているタスクの全体像を常に把握していることで、本当は危機感を抱くべき状況なのに「まだ大丈夫だ」と楽観視して誤った状況判断をしてしまう機会を未然に防ぐ可能性を高めることができます。

タスクリストを活用するためのルーティン作業

「中長期のタスクリスト」から毎日「日々のタスクリスト」に落とし込むことがルーティンの作業になると思います。
これは危機感を維持するために必須の作業となるでしょうね。
そのルーティン作業を自分にフィットしたかたちで実践できるといいですね。

危機感を維持することで楽観視による先延ばしを未然に防ぎましょう

楽観視による先延ばしを未然に防ぐために必要なものは危機感であり、危機感を維持するために役立つ方策がタスクリストを作成し活用することです。
なお、期日が明確でないTODOについては別にTODOリストを作成するなどして活用してみると良いと思います。
あまり複雑な仕組みとせずに、シンプルな仕組みで実践していくことがポイントになると思います。

タスクの細分化についての記事もありますので、よろしかったらこちらもご参考にしてください。


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