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先延ばしが起こりがちな大きなタスクへの取り組み方

コツコツと取り組むのが苦手で、ガツンと取り組むタイプの方は大きなタスクの先延ばしが起こりがちだと思います。
ガツンと取り組むにはある程度まとまった時間が必要となるので、ほどほどの時間を手にした時が訪れても「このタスクに取り組むには十分な時間ではない」と思えてしまい、大きなタスクに取り組むのを躊躇してしまうなんてことがあるかもしれません。
あとは、ガツンと取り組むわけですから、取り組み始めたらそれなりに長いことハードな時間を過ごすことになるので、「このタスクに着手したら大変な思いをすることになるんだよなぁ」なんて思いが頭をよぎり、着手を躊躇ってしまいがちになることもあるのかもしれません。
大きなタスクに着手する際に、それ相応の覚悟が必要になってしまうんですよね。

大きなタスクを先延ばしにしないために「タスクの細分化」はやっぱり有効

大きなタスクはガツンと取り組むのではなくて、計画的にコツコツと取り組んだ方が良いに決まっているのですが、それがなかなか難しいのですよね。
でもきっちりと計画に従って取り組むことが無理だとしても、先延ばしを未然に防ぐために、ほどほどの空き時間を見つけたときには少しでも大きなタスクに取り組めるようになれると良いですよね。
そうすれば期日ギリギリで着手することになって、寿命が縮まるほどの焦りを感じながら取り組むこともなくなるでしょうから。

よく言われていることですが、大きなタスクを先延ばしにしないために「タスクの細分化」はやっぱり有効だと思います。
大きなタスクに着手する前にそのタスクを細分化しておけば、まとまった時間ができるのを待つ必要がなくなり、ほどほどの時間を見つけた時に速やかに着手しやすくなりますからね。
あとは大きなタスクが細分化されていれば、着手する際の覚悟もそれほど必要なくなります。

大きなタスクを先延ばしにしないようタスクを細分化して自分にお膳立てをしておく

こんなふうに大きなタスクを先延ばしせずに、マメに取り組みやすくするために、事前にタスクを細分化することで自分で自分にお膳立てをしてみると良いと思います。
ちなみに私の場合は、だいたい30分くらいで片づけられるようなボリュームにタスクを細分化するようにしています。
30分くらいの取り組みとわかっていれば、着手する際のハードルはメチャメチャ下がります。
「この時間でちょっとでも進めてしまおう」って気持ちになりやすいんですよね。
短距離走的な取り組みといった感じです。
先延ばし癖のある方はマメに取り組むことが苦手と自覚されていることが多いですが、事前にお膳立てがされていたら話は別かもしれません。
ご参考にしてみてください。

なお、大きなタスクのボリュームがどれくらいなものかを確認することに恐れを感じて先延ばしをしてしまう方は、「大きなタスクの中身を確認する」というタスクを作ってみると良いと思います。
その中身を知ることについて強く不安や恐怖を感じてしまうかもしれませんが、その中身を知ることによって漠然とした不安や恐怖は払しょくされて、いくらかの安心を手にできるかもしれません。
それがもし予想していた通りかなりのボリュームだったとしても、感情的にならずに「やっぱりだいたいこんな感じか」と冷静にその現実を受け止めることができたりするのかもしれませんよ。

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