先延ばし癖を改善したければ問題の核心にフォーカスすべし
先延ばし癖を改善したいと思うなら、その先延ばし行動にばかり注目していてはなりません。
先延ばし行動は行動的結果に過ぎないので、あなたを先延ばしさせる「何か」を知り、問題の核心にフォーカスすることが肝要です。
先延ばし行動の原因を知る
あなたに先延ばしをさせる「何か」を知らなければ、先延ばし行動の改善策を見つけることはできません。
先延ばし行動の原因を明確化することは、先延ばし行動を改善する上で最も重要なことと言えます。
先延ばし行動の原因は先延ばし問題の核心なのです。
その原因は「面倒くさいから」であったり、「失敗したくないから」であったり、「課題をどのように完遂させればいいのかわからないから」であったりなど、いろいろなものが考えられます。
先延ばし行動の原因を見つけたら、その原因をよく観察してみてください。
そして、どうしたら先延ばしをせずに済むのかをじっくりと考えてみてください。
先延ばし行動の原因が見つからないとき
先延ばし行動の原因が見つからないときは、先延ばしをしがちな条件を探してみることが役に立つことがあります。
例えば、「他者と関わって仕事をする場面では先延ばしをしたりはしないけど、ひとりで仕事をするときは先延ばしをしがち」であったり、「期日が曖昧な課題だとついつい先延ばしをしてしまう」などのような感じで先延ばしをしがちな条件を探してみるのです。
先延ばしをしがちな条件が、先延ばし行動の原因を知るためのヒントを与えてくれることがあります。
上記の例から「まだいいや」というキーワードが浮かんできませんか?
「裁量のある状況や期日に追われていない状況で、自分の気分に左右されず、しかるべきタイミングで課題に取り組むことの困難」が先延ばし行動の原因であることが見えてきませんか?
つまりは、自分を律することの困難。
上記の例から推察するに、これが先延ばし行動の原因であり、先延ばし問題の核心であると言えるでしょう。
先延ばし問題の核心にフォーカスし続け、問題解決を目指す
「また先延ばしをしてしまった」などと自分を責め続けても先延ばし問題の解決に役立つことはほとんどありません。
それよりも先延ばし問題の核心にフォーカスし続け、問題解決を目指すことに集中しましょう。
自分が鍛えるべきポイントから目を逸らさないことが大切です。
鍛え続けていれば変化は必ず起こります。
トレーニングは自分を裏切りません。
多くの場合、先延ばし癖は一朝一夕では改善しませんので、改善には一定の時間を要することを受け入れた上でじっくりと取り組んでいきましょう。
良い成果を得られますように。
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