見出し画像

ショートフィルム【はっけよい】制作に寄せて。

2024年1月21日(日)。
午前9時にあそviva!劇場に集まって下さった方、オンラインで参加して下さった方とともに、プランゼロから一日でショートフィルムを制作するあそviva!劇場の珍企画、『シネマdeVIVA!express』再開の狼煙を上げさせて頂きました!

コロナ禍で生まれ、最後に実施してからは実に約2年ぶりの開催となったわけですが、リアルで集合して行うのは実質まだ2回目。毎回うまくいくかどうかわからないこの企画ならではの独特の心地が、妙に懐かしかったです。

開催当日の朝、参加者で集まって早々の、約30分間のライブ配信。
この中で(何らかの方法で)『作品タイトル』と『作品のテーマ』を決めるという流れです。

作品タイトルは「ハッケヨイ」
作品のテーマは「目にみえない恐怖(内に秘めた)」

と決定したのでした。

配信後も制作会議は小一時間ほど続きまして、あーだこーだと、なんとかまとめようとメモったのがこちらです。

この間、
朝食前にライブ配信を見守って下さった、ラブねにゑ氏より、Xのメールで以下のような画像が届きました。

ラブねにゑ氏 作。

「ハッケヨイ」の語源を調べている中で、まあ色々な説が出てくるわけですが、私たちは「八卦(はっけ)良い」説でいこう、となっていましたので、同氏もその要素を入れてきてくれたので、そっと背中を押してもらった感じでした。で、このタイトルが「はっけよい」だったので、ああ、ひらがな表記がいいな、となり、タイトルは「はっけよい」でいくことに。

こうしてみると、確かにN〇Kの朝ドラっぽいタイトルだなあ。

それから間もなく、リモート参加を表明して下さっていた音楽クリエイターの山極いつきから、一曲目のBGMが届きました。仕事が早い!!

そんなこんなで、
撮影に入るために最低限必要な要素をまとめたのがこちらです。

撮影場所や基本台本、コンテなどは作らずに、このストーリーラインを守るべく必要そうなカットを撮り集めていくというスタイルで、撮影を開始することに。

実に危険なスタートを切ったわけですが(^^;)

それでいい、これでいい。本企画はこれを基本としていこう。
夕方までに撮影を終わるためにも、そのように思ったのでした。

出演メンバーは、私を含め 会場に集まった四名(アートモバイル氏、Ururu氏、ひっきぃ、あまる)で役割を分担しました。

撮影は天候の都合もあり、あそviva!劇場の中で行われていましたが、夕方には屋外(藤枝市の蓮華寺池公園)にも及びまして。最終的に18:20くらいまで撮影が続いたのでした。

撮影カットは順撮りではないので、制作メモを頼りながら、必要そうなカット、足りていないカットを撮っていきました。後半はもう駆け足で、ちょっと投げやり感(ま、カットがなきゃないでいいやの精神)も正直ありつつ、なんとか終わらせたというのが実際のところです。

この段階では、非常にもやもやしています。
たぶん、メモをまとめた際になんとなく想い描いたイメージと比べると、やりきってないような気がするからです。
タイムオーバー感。作品としてまとまりそうにない失望感も。

ああ、そういえば毎回、コロナ禍で制作してきた過去39回、全ての制作回でそうだったかもしれない、と、全身で思い出しました。

その後、別用事もあって
編集作業にはいれたのは21:30頃になってから。
22:00までに粗編集版を製作チームと共有する目標が、ひとまず仕上がったのは25:30。なんでそうなったかといえば、カット数がそもそも全部で136もあって、これはこの企画にしてはかなり多い方。順撮りではないので、揃えたり並び替えるだけでも少々苦労しました。

この粗編集版は、ここで紹介するのは控えておきます。

三日後。あそviva!劇場の営業日に、仕上がった作品を上映しました。
その様子を試しにライブ配信してみました。

できるときに限りますが
制作の記録用も兼ねて、こんな感じでライブ配信も絡められたらいいかなと思い立ち、当日準備してみました。制作メンバーの生の声も聞くことができて、実りのある会となりました。

完成版のショートフィルム『はっけよい』は、こちら!

さて!!

この企画。

来月にも開催します!

どなたでもご参加可能です。出演でも、脚本でも、撮影でも、絵でも写真でも、音楽でも。
詳しくはこちら。

2月18日(日)、
あそviva!劇場に9:00集合(リモート参加OK)。
ということで、vol.2制作回を準備したいと思います。

ご興味向きましたらお気軽にご参加ください。

それでは!


いいなと思ったら応援しよう!