ナレーター片岡あきらさんのレッスンを受けて半年、宅録ナレーターとして私が少し前に進めた話
今月7月31日(日)に、ナレーターとして売れに売れている片岡あきらさんと与謝野はるさんによる、『あなただけのネット発信術 ナレーターブランディングトークセッション』が開催されます。
これは、自分のホームページや宣材写真、ボイスサンプルなどの改善点を教えていただき、ナレーターとしての今後の進め方についてアドバイスがいただけるワークショップ。
私は片岡あきらさんのレッスンを受けて半年が経ったところなので、私がレッスンで学んだこと、実践したことを書きとめておこうと思います!
【レッスンで学んだこと、実践したこと】
1.宣材写真を変えた
まず、片岡さんは、私の今までの人生においての「すべての趣味、情熱を注いだもの」について質問されました。
私「ピアノ、テニス、純文学、ときメモ…ですね!」
私は高校時代に純文学にはまった過去があり、特に三島由紀夫愛がすごく、三島由紀夫の美しい文章に魅了され、写真集を買い、東京の自宅や市ヶ谷駐屯地まで見に行き、当時の新聞も図書館で閲覧するほど…。そして自分でも小説を書きまくっていた高校時代。
「これだ!」と片岡さんは、私のブランディングの方向性を見つけ出してくださいました。
「純文学など、昔からある伝統的なものに、人は信頼感を覚える」
「純文学ナレーターで展開していくことに大きな希望が見える!売れる道すじしかない!」と。
「あこさんの宣材写真は、紺色か深い緑を背景に、イスに座って本を開いて体を斜めにして顔をこちらに向けてニコッとして...etc」と、細かくアドバイスしてくださいました。
「こんなに細かく、私の『純文学ナレーター』としてのイメージを考えてくださるなんて!しかも私よりも私のことを分かっている!千里眼のような目を持つお方だ...!」とビックリしました。
そして、Twitterのプロフィール画像を、自分で描いたイラストから、
「純文学ナレーター」の写真に変えました。
2.ホームページのデザインを変えた
Twitterのプロフィール画像変更に伴い、ホームページのデザインも変更しました。
イラストから、純文学ナレーターの宣材写真に変更し、デザインを一新しました。
より人柄が伝わるようになったかな?と思います。
3.ボイスサンプルを作った
私は、基本的に地元の司会業を中心に仕事をしており、コロナ禍をきっかけに「宅録ナレーター」を目指しはじめました。
しかし、同時に妊娠、出産という人生の節目も迎えたため、現在0歳児の育児でてんやわんやでして…!
ちゃんとしたボイスサンプルがまだ一つも無かったため、片岡さんに読みのご指導をいただき、赤ちゃんが寝ている間にとりあえず一つ形にしました。
それがこちら…!
ボイスサンプルは、このあとさらに鋭く尖ったアドバイスをいただき、
「コンセプトを先に考えること!どこの誰に何を届けるか!」
「漫然と、『ボイスサンプル作ろう~』じゃダメ!」
「ナレーターとして、どういう仕事がしたいのか?」
「尖ったポジションを確立する!覚悟を決めること!」
と片岡さんから言われ、「う~ん」と考え込みました。
「文豪が愛した修善寺温泉街を紹介したり、文学を紹介したり、文豪を紹介したり...文学に関わることをしたい!あと、地元企業にも貢献したい!」と思い、「『〇〇×文学』というボイスサンプルを作ろう!」とアドバイスいただきました。
「ドキュメンタリー×文学」「観光PR動画×文学」「館内アナウンス×文学」「喫茶店×文学」というような...!
純文学ナレーターらしいボイスサンプルを、只今たくさん作っているところです。
それぞれ、読みについても片岡さんからご指導いただき、
「無声化!間をもっととる!音の高低の幅をもっと広く!声の重心をもっと下に!」
と、細かく細かく、自分の弱点と向き合って、より伝わる読みになるように精進しているところです。
4.プロフィール用紙を作った
CMの企画・演出をされている上野アキトさんの「CMナレーション講座」に参加させていただくときに、「ボイスサンプルとプロフィール用紙を提出」とのことで、田舎に住む私は「プロフィール用紙...?」となり、片岡さんにご相談しました。
まず自分で作ってみて、やたらと説明文が多い文字ばかりのプロフィール用紙になったため、片岡さんから「『声で綴ります』とかどうか?手書き文字を入れては?」といろいろとアイデアやアドバイスをいただき、初めてのプロフィール用紙が完成しました。
公開可能な実績が増えたらそれもプラスして、プロフィール用紙もどんどんブラッシュアップしていこうと思います。
5.「あこちゃんの文学道中膝栗毛」をスタートした
「フリートークで人となりを伝えよう!」と片岡さんよりアドバイスをいただき、文学を紹介する「あこちゃんの文学道中膝栗毛」を、stand.fmとnoteでスタートしました。
noteは、公開と同時に一気にフォロワー数が50人増え、スマホのバイブが鳴りやまない一日で、まるで人気者になったかのような非現実的な一日でした(笑)
「文学に興味ある方が、noteの層にはとても多いんだ!」と気づきました。
声で同じ内容をstand.fmで配信したのですが、私はフリートーク力が皆無だということに気づき...!ナレーションっぽい読みになり、一旦削除しました(汗)
再度挑戦して投稿します!
【そして、半年間の結果】
1.ナレーションの業務提携が新規2社と結べた
DMでお声がけいただき、業務提携していただけました。これで合計3社と提携を組むことができ、
今はまだ歩みがゆっくりですが、赤ちゃんのお世話がもう少し落ち着いたら、営業に本腰を入れて、もっと宅録ナレーションのお仕事がいただけるようにがんばります!
2.Twitterのフォロワー数が約500人→約1000人へと増えた
Twitterのフォロワー数は、0人→500人まで、6年半かかりました。
しかし、片岡さんのレッスンを受けてから半年で500人→1000人になりました。
特にフォロワー数を増やすためには何もしていないのに、自然とフォローしていただけることが多くなりました。
今までのプロフィールより、私の人物像などが伝わり、親しみやすくなったのでしょうか?!
3.読みの弱点をいくつか克服できた
苦手だった無声化は、小学生の宿題を見てくれるお父さんのように、片岡さんが一つひとつチェックしながら教えてくださり、ほぼすべて克服できたような気がします...!
音が下がらないところも丁寧に教えてくださり、「あ!こういう音か!」とパーッと何かが開けて一つ階段をのぼれたような感覚がしました。
片岡さんは、ネット配信術のブランディングのみならず、ナレーションの読みも、いつも丁寧に細やかに教えてくださいます。
片岡さんは、まるで秋元康先生のようだった!
片岡さんは、ナレーションの読みの技術だけではなく、「売れるナレーター」に育てるために、まるでAKB48の秋元康先生のように、私たち生徒を細やかに、親身になってプロデュースしてくださいます。
時には落ち込んだ私を励まして、メンタル面をサポートしてくださることも...!
「かけだし宅録ナレーター」の自分の視点からだけでは見えない景色を、いつも片岡さんは広く、高く、見渡して導いてくださいます。
宣材写真やボイスサンプルも、自分一人ではどのように変えたらいいのか一生わからなかったと思います。
わからないことを質問すると、どんなささいなことでも詳しく「自分はこうやっている」と教えてくださり、片岡さんは想像以上に優しくて器の大きいお方でした。片岡さんに出会えて、私も新しい視点が増え、視野が広がったと思います。きっとこれからのレッスンでも、毎回新しい学びや発見があると思います。
そして片岡さんが、「個性が光る多くの売れっ子ナレーター」をどんどん排出していき、「すご腕プロデューサー」になっていく未来が、近い将来きっとやって来るんじゃないかなと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?